『 IT “それ” が見えたら終わり。』➍~子供の恐怖心を描くスティーヴン・キングらしいシーン! | 【映画とアイドル】

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IT “それ” が見えたら終わり。』をガッツリ振り返るブログ✑

 

 

続編の公開には間に合いませんでしたが、振り返りを続けます。

地上波でも放映されたので、御覧になった方も多いかもしれませんね。

 

 

 

 

本作が怖いのは、子供の頃に誰もが空想するであろう‘恐怖の対象’が出てくるからですね。

それが現実のものじゃないと分かっていても怖い。

むしろ、深層心理的なものやからこそ 現実の殺人鬼以上の恐ろしさがあります。

 

 

 

この赤い風船を あえてCGで描いてるのが印象的でした。

風船なんて 本物を使えばよさそうなものですが、

CGで描くことによって‘非現実’のものであることを表現しているようで上手いと思いました。

だからワザとCGと分かる精度にとどめているんやと思います。

 

 

初見ではなんとなく聞いてましたが、この「浮かぶ」というワードが実は重要。

 

 

 

 

 

ここも好きなシーンですね~!

 

 

「君の髪は冬の火のよう  1月の残り火」

「僕の心も燃える」

 

 

詩で恋心が芽生えるベバリーが可愛らしいです(*^^*)

 

ソフィア・リリスの起用も本作の大成功の理由の一つやと思います。

 

 

 

 

ここでも「浮かんでる」というワード。

 

 

ここからはエグいシーンになるのでご注意を↓↓注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは『シャイニング』の血の洪水のシーンを思い出しましたねー!

まさにスティーヴン・キングらしいシーンであるといえます。

 

 

幻想と分かってはいても、

ホラー映画史上に残る強烈なシーンでした!!!

 

本作は少年少女のフレッシュな物語として、ホラー映画らしからぬ面白さを見せながらも、

要所要所ではホラーテイスト全開の恐ろしいシーンをきっちり見せてくれるから最高なんです。

本当に恐ろしいからこそ 少年たちの物語も活きてくる。

 

 

 

 

詩は書けないけど、絵心はあったんですね^^

 

 

 

 

「浮かぶ」というワードが何回も出てきます。

 

 

ペニーワイズにビル・スカルスガルを起用したのも大成功ですね!  ホンマに不気味(゚Д゚;)

 

 

 

 

 

地下室の暗いシーンから、陽光眩しいシーンへの切り換えも見事。

 

正に、闇と光の使い分けに アンディ・ムスキエティ監督のセンスを感じます。

 

夜のシーンばかりの作品って、映像の粗を隠されてる気もしてつまらなく感じるんです。

本作はホラーでありながら、明るいシーンの方が印象に残っているのがいいです。

 

 

 

キツいシーンのあとやからこそホッとします(^.^)

 

 

 

 

幻想である血を実際に掃除するシーンが面白かったですね。

子供たちにとっては現実に等しいということなのか?

 

ブログばっかり書いてw

なかなかこの頃は本を読む時間がなかったんですが、

本作は久しぶりに原作を読んでみたくなる作品です^^

 

 

 

 

続きます―✑