怪しげな箱がもたらす恐怖‥ 『ポゼッション』は実話がベースの正統派ホラー! | 【映画とアイドル】

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THE POSSESSION (2012)

 

 

 

本作は『死霊のはらわた』『スペル』のサム・ライミ監督がプロデュースしてて

アメリカでヒットしてたこともあって ずっと気になってました。

廉価版のDVDが出てる気配がなかったので レンタル落ちをGETCD

 

 

 

 

 

【ネタバレあり秘密

 

 

 

 

気になってたのは ライミが製作していたからだけではなくて、

実話ベースで、‘怪しげな箱’を手にした少女に何かが起こるというプロットに惹かれたからです。

特に‘怪しげな箱’というアイテムの存在に惹かれるものがありましたね。

 

 

 

実際 なんとも雰囲気のある木箱で、中に入ってるものも怪しげ。

この箱にはただならぬ力があることが冒頭から示されるので

ガレージセールで少女がたまたまこの箱を手にしてからは、こっちは手に汗握ることになります;^^

 

 

 

 

この少女を演じたナターシャ・カリスちゃんは、本作のあと特に目立った活躍はしていないようですが、

何かにとり憑かれた様を見事に演じ切っていて、目を背けたくなるほどでし><;

 

 

 

公開当時のインタビュー記事右矢印 https://www.cinematoday.jp/news/N0056686

 

 

 

 

 

 

公開当時14歳だったそうなので今は二十歳過ぎたくらい。

ボクはエイミー・アダムスに似てると思ったんですが^^

だからといって 単に可愛いとかキレイとかではなくて、なんとも雰囲気のある女優さんやと思ったので、

言うても まだ二十歳そこそこ、これからのブレイクに期待したいところです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

序盤こそ 怪しげな箱が持つ力の得体の知れなさに興味がわきますが、

ほどなくして、本作が実はストレートな“悪魔もの”であることに気づきます。

 

 

 

 

 

本来であれば『エクソシスト』の大ヒット以降 幾度となく作られた類いのホラーとして

新鮮味は皆無なハズなのにw 

‘呪いの箱’というアイテムがあるおかげで、手垢のついたプロットに妙に新鮮なイメージを与えた脚本はなかなか上手いです。いや、これは実話ベースなんやった;^^

 

 

 

 

実話を基にしているとはいっても、そこはサム・ライミ!

いかにもライミらしい嫌~なシーンが;^^ いくつか出てきてゾゾっとします汗汗

 

監督をつとめたオーレ・ボールネダルは全く知らなかったんですが、

プロデューサーであるライミの意向をきっちり反映させたと思えるホラー描写しかり、

ありがちな展開とはいえ、離婚した夫婦が異常事態の中で絆を取り戻していく人間ドラマのパートも

92分というコンパクトな上映時間の中でソツなく描けているところが上手いです👍

 

 

この夫婦を演じたジェフリー・ディーン・モーガンとキーラ・セジウィックの好演で

堂々たる【正統派オカルトホラー】になっているところがいいです。

 

 

 

 

モーガンはライミ製作の新作ホラーでも主演するそうなので、

本作でライミに気に入られたんでしょうね! それも納得の演技でした👍

 

 

 

 

 

お姉ちゃん役のマディソン・ダヴェンポートちゃんも可愛いので、これから活躍してくれるかもしれません^^

 

 

 

 

このテの“エクソシズムもの”はいくつか観てきましたが、

本作ほど ‘悪魔’を明確にビジュアルで見せた作品は記憶にないので、

そこは新鮮というか、なかなか面白かったです!

 

 

 

 

悪魔に憑りつかれた家族を助けようとする男を演じたマティスヤフは

レゲエミュージシャンだそうで、既存の俳優にはない独特な味わいがよかったですね。

 

 

 

 

 

 

ライミは自身の監督作 『死霊のはらわた』『スペル』では思わず笑ってしまう仕掛けもしてましたが

本作はガチ。

 

 

 

 

 

 

 

愛する者が 得体の知れない何か、

人間の力では相対することが不可能な邪悪なものに憑りつかれた時、

人には一体何ができるのか?

 

愛する者を本気で救おうと思ったら―

 

 

 

 

 

 

 

相手が悪魔だと分かっていても‥、

目の前の扉を開けるしかないんです―。