『カリフォルニア・ダウン』はディザスターものでありながら、最後に確かな希望が見える映画!! | 【映画とアイドル】

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今年の6月に 阪神淡路大震災以来の大きな地震があって心底怖かったんですが、

今月の4日に直撃した台風は その時の地震以上に怖くて、

度重なる大雨も合わせて、記録的な自然災害がまるで当たり前のように起こっている現代。

また台風が直撃する恐れが出てきましたが、ウチの会社は史上最大規模の台風が直撃する予報が出ていても通常出勤。 4日の台風では遂にというか、必然的に従業員の怪我人が3人も出ました。

それでも休みにする選択肢は無し。

だから 交通機関が止まるレベルの災害が起こると心底嫌になります。

その日が出勤日なら家族すら守れない可能性があるからです。

このごろ そういうイライラやもどかしさを感じることが増えたから

この映画を見たくなったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

自然災害が頻発している今見ると ディザスター描写はより恐ろしく感じてしまいますが、

その分、本作の主人公レイが、ロサンゼルス消防局のレスキュー隊員でありながら

とにかく自分の家族を守るという一点に命を懸ける姿に、

映画館で見た時以上に胸が熱くなりました!!

 

 

 

 

 

ごくさりげないシーンですが、家族を救出に行くと言うレイの行動を消防局が認めてくれるのもいい。

 

 

しかも そのお父さん役はドウェイン・ジョンソン!!

真っ直ぐなキャラクターがこれほど似合う俳優もいないでしょう。

 

 

 

 

 

 

冒頭のレスキュー・シーンから迫力タップリで、

自身の危険をかえりみず命懸けで救出する姿を見せられているから、

ここぞという時は家族を救うために奔走する姿も応援したくなる。

 

マッチョ男らしい?不器用さもよくて、

娘を失った過去のトラウマや、妻とは離婚寸前という ありきたりなプロットにも素直に入り込めます。

 

 

嫁さんを演じるのがカーラ・グギーノというのがイイし、

なんといっても、娘を演じたアレクサンドラ・ダダリオちゃんの魅力が光る!!

吸い込まれそうな青い瞳でなおかつセクシー♡ そして、すごくイイ子^^

 

そりゃ 通りすがりの?兄弟も惚れるワケですw

この兄弟を演じたヒューゴ・ジョンストーン・=バートとアート・パーキンソン君もすごくイイ味出してて^^

本作は大規模なパニック映画でありながら、登場人物をこの5人に絞っているのも

レイの行動のごとく潔い!!w

 

 

 

 

 

 

 

嫁さんの恋人役のヨアン・グリフィズの描き方だけ短絡的過ぎな気もするけどw

まぁこれも潔いっちゃよいなww

 

 

サブキャラに ポール・ジアマッティ演じる地震予知の研究家を配し、

サスペンスを高めると同時に、最悪の人的被害を避ける展開がとてもいいです。

 

『2012』みたいに一般市民をその他大勢扱いにしないw

ムダにグダグダする部分がないから、『2012』みたいにムダに長くない(笑)

ラストも胸糞悪くならない(爆)

 

 

 

 

基本 エンターテイメント作でありながら、

地震による火災・津波、ビルの倒壊による粉塵、インフラの破壊などをちゃんと描いているから

今見た方が数段恐ろしく、だからこその感動もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街が絶望的な壊滅状態になっても、

レイの「また作るのさ」という一言にどれだけ救われるか。

 

 

 

 

 

そして、愛する人の存在は

人間の力ではどうすることもできない自然災害にも勝る力を与えてくれることを教えてくれるんです。