STAR WARS THE EMPIRE STRIKES BACK (1980)
『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』ブログ✑❺
ここは ジェームズ・アール・ジョーンズの声が最高にハマったシーンやと思います♫
シリーズでは いくつものライトセイバー戦がありましたが、
ボクはこのセイバー戦が一番好きですね!
シチュエーション、セットの雰囲気なども申し分ないです!!
フォースを会得したルークを見て 満足気なベイダーの反応もいいです。
ルークの力を認めつつも、あくまでも上から目線。 強い悪役はこうでないと!!
怒りの感情が ダークサイドへの入り口になるというのには納得しました。
善人でも怒りを感じることは必ずある。
つまり、誰でもダークサイドに堕ちる可能性があるという設定は上手いと思いましたね。
こういうセットも、デザイン・完成度ともに 今観ても素晴らしいと思います。
セイバー戦では敢えて音楽をつけなかった演出もいいし、
ここぞというところで音楽をはさむタイミングも絶妙!
レイアたちが脱出するシークエンスも挿入することによって、
ベイダーとルークの戦いが10分以上に及ぶので見応えタップリ!!
複数の見せ場を同時並行で描くのは もはや このシリーズの十八番になりましたね^^
CGが無くても、マットペインティングなどの技術で 今観ても遜色ない映像!
特別編として後からCGを付加してるシーンもいくつかありますが、もとの完成度が高いので、
それらのシーンも上手く融合してると思います。
【ここから『最後のジェダイ』のネタバレも含みます】
『ジェダイの帰還』のセイバー戦も これを超えられなかったんやから、
新シリーズ以降も超えられないのはトーゼン。 ルークVSアナキンを超える対決はできないでしょう。
『ファントム・メナス』のダースモールVSオビ・ワン&クワイ・ガン・ジンはかなりイイ線いってましたが^^
『最後のジェダイ』への ‘ライトセイバー戦が物足りない’という批判も多く目にしましたが、
ボクはレン&レイVS赤い衛兵たちのバトルは、新鮮さもあって かなり見応えがありましたね!!
敵がライトセイバーじゃないから ライトセイバー戦にはならないという批判なのかもしれませんが、
ライトセイバーでの戦いに新機軸を打ち出したような描写で、しかも現代ならではの映像技術も駆使していて、ボクは最高のバトルシーンやと思ってゾクゾクしました!!
それでも、本作のは超えてはいないというか、これは もう超えようがないですけどね(^^ゞ
公開当時は衝撃的でしたが、今となっては このシリーズのお約束になった感がありますね。
カイロ・レンは『フォースの覚醒』で登場して早々にレイアとソロの息子やと分かってたし、
親子の関係性が大きな軸になってる。
だから、親が 子供を売る ただのロクデナシやったという
『最後~』で明かされた‘レイの出生の秘密’にガッカリしたという批判も多かったですが、
(どうせルークの娘やろ?)と思ってたボクには、それはそれで逆に新鮮な設定やったし、
その方が感情移入もしやすいというもの。
一般人が親でもフォースの使い手になれるって、それはそれで夢があるじゃないですか。
それに、あれはあくまでもレンの口から出た言葉でしか今はないわけで、
次回作ではエイブラムス監督に戻るから、そこの設定を変える可能性は大いにあると思います。
やっぱりルークの娘かよ!みたいな(笑)
まぁ どちらにしても、ファンの立場としては 作り手が考えて提示した答えを受けとめるしかないんです。
ベイダーはここが最高潮やったと思います!
『ジェダイの帰還』で素顔まで出したことに、公開当時は感動よりも落胆の気持ちが強かった記憶があります。それだけ、悪としてのオーラを発散しまくるベイダーが大好きやったということです。
落胆した『ローグ・ワン』も、ラストの強いベイダーは最高やったもんなぁ!!
皇帝もダースモールもソロも、このパターンでは死んでましたがw
ルークはクラウド・シティの構造に助けられましたね^^
次がラストです✑