『東京喰種』の清水富美加ちゃん=霧島董香は強く、優しきヒロイン☆ | 【映画とアイドル】

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『東京喰種 トーキョーグール』で喰種〈グール〉である霧島董香(トーカ)を演じる清水富美加ちゃん!

 

『仮面ライダー フォーゼ』以来、TVではよくチェックしていましたが、映画は初めてかな。

映画女優としての富美加ちゃんは、役のインパクトもあって、想像を遥かに超える素晴らしさでした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入場者プレゼントがあるって知らなかったんですがw富美加ちゃんのでラッキー♪

 

 

後で知ったんですが、

6分の1の確率やったみたいで、さらにラッキー♪♪^^

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ含みます】

 

 

 

 

 

 

 

予告を見た段階では、グールは人間を食べる‘怪物’やと思っていましたが、

正確には‘人間しか食べることができない’、他の食べ物を食すことができないという、

人間社会で生きるには非常に生きにくい種族であることが分かります。

人間という食べ物がたくさんあるから一見生き易いように感じますが、

あくまでもマイノリティーな存在なので、人間社会の片隅で隠れて暮らすしかない。

 

 

 

 

唯一、水とコーヒーは飲むことができるという設定で、

だから 喫茶店を隠れみのにして身を潜めている設定が面白く、かつ 物悲しい印象を受けました。

少数派ゆえに、ひっそりと生きることを余儀なくされている人間は現実社会にもたくさん居るからです。

 

 

 

トーカは可愛らしいけど、いざとなったら人間と戦うことも辞さない強い意志を持ったグール。

 

 

 

 

 

 

 

だから、半喰種になってメソメソしているカネキ(窪田正孝)に冷たい態度をとるけど、

それは、人間社会の中で喰種として生きることの厳しさを知っているから。

 

 

 

富美加ちゃんには、その風貌の愛らしさもあって、明るくて可愛いイメージしかなかったから

こんな役になり切っている彼女を観て、本物の女優やな(!!)と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

気が強い反面、愛するものに対しては人一倍優しい気持ちを抱いているトーカは

最高に魅力的なヒロインでした✨✨

 

 

 

 

 

 

グールは目が赤くなる設定もよかった。

ヴァンパイアを連想させますが、ヴァンパイアも モンスターの中ではモノ哀しい印象が強いから。

 

 

 

 

 

 

 

最初は何もできなかったカネキが、グールの仲間のために、トーカに戦い方を教わるところがいい。

 

富美加ちゃんは、アクションもけっこう頑張ってましたね!

 

 

 

 

 

 

パッと見は怖いですが、ボクには天使に見えました。

 

 

無抵抗なグールを一方的に殺した人間の方がよほどバケモノ。

 

‘自分と違うもの’はとにかく排除しようとする考えがなくならない限り、戦争もなくならない。

人間はその上に、利権も絡むと戦争をやってしまう本当に愚かな種族。

正確に言えば、その戦争を仕掛けるごく一部の国家権力者やねんけどね。

でも、その権力者を選んでいるのは自分たち自身やったりする。

そこにも多数派が世の中を決めてしまう恐ろしさがある。

 

 

 

 

 

《人間vs喰種》は人間対バケモノの戦いじゃない。

 

いつまで経っても争いが絶えない人間社会の内なる戦いがあぶり出されたということやと思う。

 

 

単なるホラー・アクションにとどまらなかったのは、脚本と演出、富美加ちゃんらキャストの演技の賜物。

 

 

 

 

 

 

 

富美加ちゃんが これからも女優さんを続けてくれることを願ってやみません。