『オーメン2 ダミアン』は〈最後の闘争〉への序章!! | 【映画とアイドル】

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DAMIEN OMENⅡ(1978)

 

昔の日本版ポスターはハッタリが効いててww面白かったですね^^

 

 

 

 

 

前作でアカデミー賞を受賞したジェリー・ゴールドスミスの見事なスコアで幕を開ける本作。

 

前作から完全につながっている続編なので、前作のファンは冒頭から引き込まれること必至です。

 

『オーメン4』と『オーメン18エンジェル』は番外編的な印象やったから、

ボクの中では本シリーズは3作目の『最後の闘争』までの三部作と捉えています。

 

まだ子供やったから、1作目と2作目はTVで見て、中学生になってから公開された3作目は映画館で見ました。

1作目が断トツの傑作であるのは言わずもがなですが、初めて本シリーズを映画館で見た思い出もあってか、3作目もけっこう好きです。

そのせいか、かなり久しぶりに見たこの2作目『ダミアン』は、1作目の正当な続編であると同時に、

『最後の闘争』への橋渡し的な作品にも見えました。いい意味で。

 

 

 

 

13歳になったダミアンを演じたジョナサン・スコット・テイラーはなかなかの美少年で、公開当時は日本でも人気が出てたような記憶があるけど、その後は見たことないですね。

 

 

ダミアンが思春期のお年頃なのが本作の大きなポイントで、自分が山犬の子だと知ってショックを受けるシーンがあるんですが、そのシーンの後は意外にサバサバしててw(^^ゞ まぁ 悪魔なんやから それが当たり前っちゃあ当たり前ですがw 人間として育ったダミアンが自分を悪魔だと知って葛藤する部分をもう少し描いてもよかったような気が、今回見てしました。しかし、ホラー映画が長くなるのもアレなんで、

順当っちゃ順当かもしれませんw^^

 

 

このブログを書くにあたってネットで本作のこと調べたら、当初の3週間くらいは 脚本にクレジットされてるマイク・ホッジスが監督をつとめていて、映像にこだわって撮影が進まないからプロデューサーに降ろされたそうです。その後で雇われたのが『ファイナル・カウントダウン』『ドクター・モローの島』のドン・テイラーやったそうです。

 

ダミアンの葛藤の描写が中途半端に終わってしまっていたのは、このゴタゴタも影響していたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

本作で子供心に強く印象に残ったのはカラスのシーンですねからす

カラスに怖いイメージが付いたのは、この映画のせいといっても過言ではありません!?

 

 

 

 

まぁ 真っ黒やから、もとから怖いイメージは持ってたと思うんですが、本作で女性がカラスに襲われるシーンのインパクトがなかなかやったから、完全にカラスは恐怖の対象になりましたねからす(゚д゚;)

 

 

考えたら、一羽のカラスに襲われてるだけのシーンやのに、今見ても意外に怖かったです;^^

カラスがけっこうリアルで、女性の血みどろの顔がけっこう気持ち悪いんですよね叫び

 

女性の真っ赤なドレスもインパクトがあっていいと思うんですが、これは解雇されたホッジス監督のこだわりだったそうです。この監督が全編撮ったらどうなったか? 観てみたかったな^^

 

 

 

 

 

 

 

あと、本作で忘れてはならない、というか 忘れられないのは、やはり胴体切断シーンあせる

 

1作目は首がチョン切れるシーンが相当衝撃的やったから(  ゚ ▽ ゚ ;)

それを上回る衝撃シーンを見せようとしたのは続編としてすこぶる正しい演出!!グッド!

 

ただ、もう一つ、インパクトのある衝撃シーンが欲しかった気もするかな(^^ゞ

まんべんなく見せ場があって退屈しないんですが、1作目には串刺しのシーンもありましたからね^^;

 

 

 

 

1作目のグレゴリー・ペックもそうやったけど、本作もウィリアム・ホールデンという名優が主演しているところが他のホラーとは一線を画すポイントのひとつ。

ダミアンのまわりはセレブばっかりやから、他のホラー映画にはないゴージャス感があるのもいい。

 

 

 

そういえば、ランス・ヘンリクセンが出てたって完璧忘れてたw(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

クライマックスがアッサリし過ぎな感もありますが、冒頭から最後までなかなか楽しめる続編になってるし、先に書きましたが、3作目も踏まえて見ると、最終章へ繋ぐ役目をきっちり果たしているとも言えます。

 

 

『最後の闘争』で、いよいよこの剣が活躍!?します。

 

なんか、スグ続きが観たくなってきたなぁ~w(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悪の力がいったんは勝ち誇っても いずれは―

善が勝つのだ」