『ミレニアム2 火と戯れる女』読みだしたら止まらない面白さ!! | 【映画とアイドル】

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先日、デヴィッド・フィンチャー監督のハリウッド版『ドラゴン・タトゥーの女』を劇場公開以来

久しぶりに観て やっぱり最高に面白かったので、

続編にあたる原作『ミレニアム2 火と戯れる女』上巻を再度読みました。

 

先のブログにも書きましたが、『4』の映画化が決まったので、『2』はもう最後まで読んでいいかな、と^^

それで『2』の下巻の真ん中あたりまでは読んでましたが、五年前で細部は忘れているので

最初から読み直しています。

 

 

 

 

読み出すと記憶がよみがえってきましたが、それでも面白さは損なわれることが全くなく、

むしろ初めて読んだ時よりもかなり早いペースで上巻を読み終えました。

 

 

 

 

一作目と完全に話がつながってるので、前作を楽しめた方ならハマること間違いなし!

 

リスベット・サランデルという強烈極まりないキャラクターの描写が更に書き込まれているので

ますますリスベットの言動から目が離せなくなります。

 

前作でリスベットから手荒いお仕置きを受けた弁護士がリスベットに復讐しようとするプロットがまずスリリングで、

主役のミカエル・ブルムクヴィストが記者なので、ジャーナリズムについてしっかり描かれているところも大いに面白いところです。

特に今回は売春や人身売買についての追跡も平行して描かれるので、

自身が反差別主義者である著者のスティーグ・ラーソンの意志が明確に反映されているといえるでしょう。今さらながら、本シリーズの執筆半ばで五十歳の若さで急逝されたことが悔やまれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

この『2』はストーリーの面白さもさることながら、

序盤には映画化するに相応しいビジュアル的な見せ場もあるので、やはり映画化して欲しいと、

あらためて思いましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リスベットのズバ抜けた能力を端的に示しているのが―

“彼女は映像記憶能力を備えており、コンピューターに関しては驚異的な知識の持ち主だった。

 リスベットはまるで悪魔に魂を売ったかのごとく、自由自在にコンピューターを操る。”

というところ。

 

しかもリスベットはデスク上でパソコンを操るだけではなく、

必要とあればその機動力を活かして行動力を発揮するのも目を離せないところです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風変りとはいえ、一見 物静かに見えながら、実は激しい感情を抱いているところも魅力。

 

“リスベットの中に激しい怒りが沸き上がった。

 あまりの憤りに、口の中で血の味がした。 

 今度という今度は、あの男を罰してやらなければならない。”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作で行動を共にして、リスベットのことをよく知ることになったミカエルの言葉が

リスベットという人間をよく表していると思います。

「ぼくはリスベットのことを完全に合理的な人間だと思っている。

 かなり変わっていることは事実だけど、

 それでもリスベットは彼女なりの論理に従って、極めて理性的に行動する人間だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

フィンチャー監督版ではルーニー・マーラが見事に演じてアカデミー賞にノミネートまでされましたが、

『4』では誰がこの稀有なキャラクターであるリスベットを演じるのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本国スウェーデンの映画版も興味あるんですが、廉価版がなかなか出ませんCD

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下巻は最後まで読んでないのでますます楽しみです📖(^^♪