SMALL SOLDIERS (1998)
兵隊のフィギュアが人間を襲ってくるなんて 突飛なお話ですが、
『グレムリン』のジョー・ダンテが監督なら面白くなるに違いない(!!)と、
ボクら観客も、製作したスタジオも思っていたはずです^^
実際 面白い作品やったんですが、にもかかわらずさほどヒットしなかった‥。
それは、予想とは違う面白さやったからです(笑)
(ジャケットにダンテ監督のサインが入ってるの今さら気づいたw)
おそらくスタジオは『グレムリン』を大成功させたダンテ監督に全幅の信頼を置いて本作を好きに撮らせたんじゃないでしょうか?
オモチャが活躍するという点で、家族で楽しめそうな娯楽映画を想像する方も多いと思いますが(スタジオもそれを期待してたはず)、
これは 狼男ホラー『ハウリング』で一躍脚光を浴びたダンテ監督の、そっちの趣味が?!全開したような作品になっていたのです!!w(^^ゞ
もう、マッドマックスやんwww
オモチャなのに 攻撃がけっこうハード で意外と怖い
;^^
女の子の部屋にある人形が襲ってくるシーンに至ってはもはやホラー並みの気味の悪さ
この ヒロイン役を演じたのが当時15歳くらいやったキルスティン・ダンストちゃん!
彼女は子役時代からホントに順調にキャリアを重ねましたね
一時期 アルコール依存の治療を受けていたようですが、このごろはまた順調に女優業をやっているようなので嬉しいです。
ダンストちゃんに憧れる男子の^^恋物語がお話の中心なのもいいです
でもメインはオモチャvs人間、オモチャ同士の戦いなので、そのバトルにハラハラしてるうちに
終わってしまう面白さです
本来なら敵役になりそうなモンスターみたいなオモチャの方がw正義の側ってのもイイ👍
アレですねww
いい意味でドラマ性は皆無(笑)
大阪☆春夏秋冬もカバーしてた♪wannabe が戦闘シーンでかかったのにはワロタ
カンペキ忘れとったもんww
フツーなら こんな危険なオモチャを作ってしまった会社が糾弾されるのがクライマックスになりそうなもんですが、本来 悪役として罰を受ける立場のオモチャ会社の社長までもハッピーエンドを迎える(爆)
まさに正真正銘のハッピーエンド
もちろん‘良いコ’の方のオモチャもハッピーエンド
さりげない伏線にニヤリとしつつw
オモチャらしからぬwwある意味壮大なラストシーンに胸が熱くなります
今なら間違いなく全てCGで描かれるであろうオモチャたちが、
今は亡き大御所スタン・ウィンストンによる実際の人形で描かれたシーンがたくさんあるのが一番の見どころ
この時だってフルCGで描くのは可能やったと思うけど、本物のフィギュアにこだわるのもダンテ監督らしくて嬉しくなります(^.^)
そこには‘人としての想い’があるからこその夢がある
「見えなくても
それがないとは限らない」
オモチャに 未来を夢見ることの大切さを教えられました^^