『ダンテズ・ピーク』は大人のラブストーリーでもある♡ | 【映画とアイドル】

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カチンコDANTE'S PEAK (1997)

 

 


 

 

 

 

CGにより映像技術が発達して以降『ツイスター』のようなディザスター映画が量産されることになりましたが、それらの中でも特に好きなのが本作。

 

 

 

映画館で観たのはもう19年前ですが、年々自然災害の恐ろしさが身に染みてくるようになったので、

 

なかなか観る気にはなれませんでしたが、本作は災害パニック映画として以上に

ボクはラブストーリーとして好きやから、なんとなく観たくなって久しぶりに観ました。

 





時代を感じるDVD^^


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



冒頭の映像からかなりの迫力で 引き込まれること必至!!

 

 

 

 

 

 


 

自身が調査していた火山の噴火で恋人を失くしてしまう地質学者を演じるピアース・ブロスナンは

『007 ゴールデンアイ』でボンド役者を襲名した直後の正に一番カッコよかったころ!!

 

 

 

 

 

 

 






 

お相手の、ダンテズ・ピークの町長を演じるリンダ・ハミルトンは、

なんといっても『ターミネーター』の女戦士サラ・コナーの印象が鮮烈ですが、

本作では意志の強いイメージはそのままに、恋に揺れる大人の女心を好演し、

美人女優のイメージはないのに、色男ブロスナンのお相手としてピタリとハマっているのがお見事。

 

 

 





 

 

 

 

 




 

ラブストーリーとしていい雰囲気の作品になったのは、ロジャー・ドナルドソン監督の上手い演出の賜物。

 

このテの作品はパニック描写と人間ドラマのバランスが難しいですが、

本作はこの二人のラブストーリーに的を絞りつつ、噴火の恐ろしさも余すところなく描き切っているので

ディザスター映画・ラブストーリーとして、正にハラハラドキドキして観れる映画になっています!!

 

 




 


実際の火口でロケしたと思われる映像も迫力!

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 





サスペンスの盛り上げ方も非常に上手くて、

温泉が酸性のお湯に変わったり、濁った水道水が出てきたりという、

直接的ではない描写で噴火の恐ろしさをジワジワ感じさせる演出が秀逸。


 

 






噴火のシーンはCGを使いつつも、町が崩壊していく様は 実際のセットを壊したり

ミニチュアを多用しているので、CGでは表現し得ない大迫力のシーンが展開されます!




 

 

 

 






 

噴火するまではジワジワとサスペンスを盛り上げつつ、主役二人のドラマで楽しませ、

 

いざ噴火したら、危機また危機の怒涛の展開に雪崩れ込む

パニック映画のお手本のような作品!!

 

 

 




 

 

 




 

 

 




ハラハラの展開の中でも、ワンちゃんが助かるお約束の^^ホッとできる場面があるのが好き!

 

 

 





 

 


主人公が子供好きなキャラなのもマル◎

 

 

 


 

 

 

 






ボクが一番好きなところは

絶体絶命のピンチの時に、ブロスナンが子供たちを怖がらせないために歌をうたったり、

助かった後の楽しいことを話したりするシーン。

 

本当に死と隣り合わせの局面だからこそ、ブロスナン演じる主人公の優しさに涙が出そうになる。

 

自分自身も本当に恐ろしいハズやのに、子供たちのことを第一に想う気持ちに―。

自分の子供ではない設定もいい。 自分の子供を命を懸けて守るのは当たり前。

まだ出会って間もない女性とその子供たちを無謀なことをしてまで命懸けで守ろうとする男に

胸が熱くならないわけがない!!!

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

基本 シンプルなストーリーでありながら、

 

ポイント ポイントで上手く伏線を張ってるのも見事!

 

以前観た時より、今回観て 本作の脚本の上手さに感心しました。

 




 












 

子供たちが可愛くて エエ子なんよね^^

 

 




 

 

美しい町が無くなってしまう恐怖と悲しみに震えつつ、

 

新たな家族が生まれるという最高のラストシーンに目頭が熱くなりました。