SUPER 8 (2011)
本作を映画館で観た5年前までは今ほどアイドルさんにハマってなかったので、
年間4・50本は映画館で観てました。
2011年は50本映画館で観ましたが、
その中でもナンバーワンやったのがこの『スーパーエイト』です!
この作品を観た時に、JJ・エイブラムス監督への信頼は確たるものになりましたね。
だから彼が『スター・ウォーズ』の新作の監督に決まった時は嬉しかったし、
実際に観た『フォースの覚醒』が大きな期待をも上回る傑作になっていたことで、
エイブラムスはボクの中で現代最高の映画作家の一人になりました!
嫌いやったw『クローバーフィールド』も克服したし(笑)
エイブラムス熱が上がっている今こそ観たかったのが本作でした!
映画館では二回観ましたが、それから約4年半―。
久しぶりに観ましたが、やっぱりこれは大好きな映画や(!!)とあらためて思いました。
舞台設定が1970年代から80年代にかけてやから、自分が中学生の頃の気持ちをリアルに思い出せるような映画です。
スティーブン・スピルバーグと共同でストーリーを書いて、共同で製作した
まさに エイブラムスのスピルバーグ愛がたくさん詰まった映画です♡
ジャケや予告のイメージなどから、観る前は『E.T.』や『未知との遭遇』みたいな感動のSF映画を想像していましたが、確かにそういう要素はあるものの、
実際に観ると、同じスピルバーグ作品でも 実は『ジョーズ』のようなモンスター映画の要素が強かったり、
SFというよりは『グーニーズ』のような 少年たちの冒険ものになっていたところが本当にワクワクしました!!
自分が好きなものがたくさん詰まった映画です☆☆☆
80年代らしい映像に合ったマイケル・ジアッキーノの音楽もホント素晴らしい♫
劇中、昔大好きやったブロンディーが流れるのもニクかったな!!
『10 CLOVERFIELD LANE』の予告もそうやったけど、エイブラムスの音楽センスは本当にイイ👍
キャスティングも最高!!!
地味なキャストやけど、子供も大人もみんな個性があって誰もがドンピシャなキャスティング!!!
『キングコング』の伊達男が^^印象的なカイル・チャンドラーはもっと活躍していい俳優さんやと思う。
子供たちも本当に適材適所で、デブやメガネとかのwお約束のキャラがちゃんと揃ってるのがいい^^
そして、なによりもワクワクするのは、この少年たちが映画を撮っているという設定。
その撮影で未知の生物と遭遇するという物語がすごく面白い!!!
この 序盤の列車脱線シーンは異様と言えるほどのド迫力!!
(ここまで強烈に描写する必要あんの?)って思うほど凄まじい💦^^;
スペクタクルに、未知との遭遇、モンスターものに親子愛、
そして、なんとも甘酸っぱい少年少女の恋物語を盛り上げるのは
エル・ファニングちゃん!!
主役のジョエル・コートニー君とファニングちゃんのカップルはホンマに爽やかで☆☆
その表情や仕草のひとつひとつにキュンキュンします♡(*^.^*)
二人とも決して恵まれてる環境にはいないからこそ共鳴できるところがあるのがいいし、
親同士の関係の描き方も上手いから、甘酸っぱいだけの恋物語じゃないところもいい。
意外にSF映画の要素が濃くはなかったとは言っても、
クライマックスはすこぶるSF的な設定とビジュアルが楽しめるのもイイ👍
ここのラストシーンは『E.T.』を思い出さずにはいられませんでしたね~!!^^
そしてそして(!!)
エンドタイトルの映像のなんとイカしてることよ!!!!
頭の先から尻尾までw^^エイブラムスの映画愛が溢れる【SUPER 8】は
デジタルの時代になっても、けっして色褪せることはないのです📹🎬