ATTACK THE BLOCK (2011)
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でフィンがすごく気に入ったので
そのフィンを演じたジョン・ボイエガの主演作『アタック・ザ・ブロック』を
今年最初の鑑賞映画にしました^^
ウィンステッドちゃんの『スコット・ピルグリム』のエドガー・ライトが絡んでたから
公開時から気にはなってた本作。
まさか本作から『スター・ウォーズ』の新作に主演する俳優が出ようとは!^^
エイリアンがイギリスにある団地を襲撃してくるお話ですが、
そのエイリアンと戦うのが少年の不良グループというのがポイント。
環境の悪さもあって不良になってしまった少年たちですが、仲間との絆は大切にするので、
そのチームワークで未知の異星人に善戦するのがなかなか面白い
エイリアンのデザインはまるで〇〇〇やけどww
光る部分が面白くて気に入りました
このテの映画はエイリアンのデザインがキモやからね!
着ぐるみメインに見えたアナログ感も良かったな!!
ヒロイン役のジョディ・ウィッテカーは初めて見ましたが、いい感じで紅一点になってました
10年ほど前に『ヴィーナス』という作品で名優ピーター・オトゥールと共演してたんですね!
基本はおチャラけたB級映画でありながら、不遇な環境で生きている子供たちの現実と照らし合わせた
社会風刺的なセリフがさりげなく挟まれる脚本が上手いところ。
あくまでも、さりげないところがいいし、だからこそ 心に引っ掛かる。
黒人差別に対する問題もサラッと感じさせるところもいい。
だから、冒頭では好きになれない主人公をいつの間にか応援したくなる。
ジョー・コーニッシュ監督は『グレムリン』を意識したそうで、
団地という舞台設定の箱庭感がいい意味でグレムリンっぽいです^^
こういう設定は低予算で撮りやすいので、アイデアの勝利ですね!
ボイエガは監督から『ウォリアーズ』と『グーニーズ』のDVDを観るよう渡されたとのこと
特に『ウォリアーズ』の影響を受けたそうですが、それを監督したウォルター・ヒルといえば
ボクらの年代のアクションファンはみんな好きと言っても過言じゃない監督さんですから、
なんか 嬉しかったですね^^
チャリンコや原チャが活躍するシーンは『グーニーズ』っぽくて好き(^.^)
最初に『フォースの覚醒』の予告編を観た時は
正直、黒人俳優がいきなりフューチャーされたことに少し驚きましたが、
ボイエガの演技力を知った今では、彼をキャスティングし、重要な役を与えた『フォースの覚醒』の素晴らしさをあらためて感じます。
団地のヒーローになったニイちゃんは―
その本物の実力で
銀河のヒーローになったのです!!!('-^*)/