CURSED(2005)
これは監督のウェス・クレイヴンと脚本のケヴィン・ウィリアムソンという
『スクリーム』の黄金コンビが復活するというので、製作時から楽しみにしていた作品。
しかし、フタを開けてみたら、本国での評価も興行成績も惨敗
日本では一年遅れで上映館数も少なかったですが、公開されただけまだマシでした;^^
《アンレイテッド・バージョン》となってて、たしかに残酷なシーンもありますが
描き方がマンガっぽいので、そういうのが苦手な方でも見れるんちゃうかな~?
《絶叫》というより《笑える》ホラーですww いい意味で(^^ゞ
屋根裏あさったらパンフ出てきた^^
【人物相関図】載せるほど大そうな内容じゃないですwww(爆)
クリスティーナ・リッチ主演ということで、本来ならそっちのテーマで書くところですが、
今回は先ごろ亡くなったクレイヴン監督への追悼の意を込めて書きます。
ただし、本作は正直言って、まったくもって怖くないホラー映画です;^^
しかし、それを踏まえた上で見ると、これはこれで楽しめる作品になっています
『スクリーム2』や『ルール』に出ていたジョシュア・ジャクソンや
同じく『ルール』に出ていたマイケル・ローゼンバウムの登場がホラーファンには嬉しいところ^^
ジェシー・アイゼンバーグが 後にアカデミー賞の主演男優賞にノミネート(『ソーシャルネットワーク』で)
されることを誰が予想したでしょう
ジェシーは来年公開の『バットマンVSスーパーマン』でレックス・ルーサーを演じるそうなので楽しみです
<オオカミ人間>を扱ったホラーですが、
当時すでにCG全盛やったモンスター描写に、着ぐるみが頻繁に登場するのが見どころ(笑)
明らかに!? 人形に手を突っ込んでパクッとやってるとしか思えないシーン;^^www
クレイヴン&ウィリアムソンのコンビですから、もちろん《学園モノ》のテイスト全開
そんな冴えない男子が、イジメっ子をギャフンと言わせるシーンがあるのも定番!!
往年の青春スター、スコット・バイオを本人役で登場させるところなんか、
自身が映画ヲタのウィリアムソンらしいところ^^
考えたら リッチは子役時代に『アダムス・ファミリー』に出てたし、『スリーピー・ホロウ』もあったな。
もともとホラーの世界観が似合う顔立ちなんですよね^^
妙にチャチいんですよねww(^^ゞ
そのチャチさに合わせたのか、CGでの描き方もチャチいんです(笑)
ストーリーそのものはぶっちゃけつまんないけどね
オオカミ人間がF〇〇K YOU のポーズをするなんて…(苦笑)
この終盤で本作が《コメディー》であったことにハッキリ気づくのです(爆)
序盤に登場した銀の杖でオオカミ人間を倒せない展開も理解不能ww
唯一怖かったwwシーンが、この 落ち武者みたいなリッチとか大きな声で言えない…www
これはまことに正しい《青春映画》
本作は公開当時はガッカリ感もありましたが、
今観ると、最も《青春映画》寄りなクレイヴン作品として
愛することができる映画です
クレイヴン監督作の中では、本作が最も
《直球の青春映画》に近かったのかもしれません^^