ROBOCOP(2014)
どうしてもオリジナルと比較してしまう…、と 先のブログに書きましたが、
本作で個人的に気に入らなかったというか、退屈に感じてしまったのは、
オムニ社内でのやりとりのシーンが多すぎたところです。
こういう会議っぽいシーンが多すぎる><
(内装が日本っぽい?^^)
ロボコップの新しい技術で紆余曲折ある展開はリアルっちゃあリアルですが、
そこを描き過ぎるとアクション映画としてのテンポが死んでしまいます。
マイケル・キートン、ゲイリー・オールドマンという曲者俳優の大御所を配したキャスティングも空回り気味なのが勿体ない。
と、先に毒を吐いた後は
良いところを書きましょう
今回のリメイク版のストーリー的なポイントが【家族愛】にあることは前のブログで書きましたが、
ビジュアル的なポイントは勿論―
ロボコップが黒になったこと
特殊メイクアーティストの大御所ロブ・ボッティンによるオリジナルのデザインは不変やから、
カラーリングを思い切って変えたのは大正解!!
目の部分の赤いラインも効いてますよね~
「動きがロボットっぽくない」という意見もあるようですが、
‘機能の進化’と捉えれば それも自然。
量産型がなめらかな動きをしているから、ロボコップも当然そうするべきでしょう。
今回は 普段は顔を出していて凄く人間っぽいから、動きがそうなのも納得
犯罪者のデータがインプットされ 独自に逮捕できる設定も正当な進化形やと思いました!
そして、大きなポイントがもうひとつ それは―
バイクに乗ってるところ!!!
このテのヒーローにはバイクが似合う
機動性もあって、アクションにキレが出るよな!!
夜バージョンはチョットいきり過ぎですが…(笑)
マーフィを演じたヨエル・キナマンはイケメンですがさほど個性は強くはないです。
ただし、声がいいので ロボコップになってからのセリフまわしがなかなかいいです^^
本作はかなり真面目に作られていますが、
もっと 娯楽とユーモアに振った続編を作って欲しい気もしますねー!
続編を作ってこそ、大傑作であるオリジナルの呪縛から解かれると思うんですが(^^ゞ