『009 RE:CYBORG』の初日舞台挨拶に行って来ました!!
もちろん満席で、舞台挨拶の後の上映やったから、場内にはいい感じの緊張感がありましたね。
神山健治監督は予想よりもかなり雄弁な方で、
緊張してる感じはしましたが、本作に賭ける熱い想いをたっぷり語って下さいました!
印象的やったのは、原作の石ノ森章太郎さんに対する尊敬の念と、
オリジナルのファンの方へ配慮した発言が多かったことですね。
非常に誠実な方やと思いました。
3D映像をリアルに見せるために キャラクターデザインもリアルなものに変えたということを
丁寧に説明して下さって、とても分かりやすかったです。
3Dがキライなボクでも楽しめたんで、
監督こだわりの【3D版】を是非見ていただきたいですね
まるで ハリウッドの超大作のようなオープニングから引き込まれて、
その緊張感はエンドタイトルまで持続します。
オリジナルを知らなくても充分楽しめますが、
いい意味でお子様向けではありません。 完全に大人のための映画です。
哲学的にすら思える部分もあって、ここは賛否分かれそうですが、
神山監督がオリジナルに敬意を払いながらも、しっかりと自分自身の想いを描写した点をボクは支持したいです
もう一回観て、この世界観を吟味したいくらいですね!
アメリカで活動をする002の描写によって、
“世界の警察”になっている現状のアメリカを揶揄するようなシーンもあって、
アニメの枠には収まらない 社会派的な側面も感じることができて見応えがありました!
アクションももちろん迫力タップリで
これは映画館で見る価値のある映画やと思いました
映像のクオリティが、現在の日本のアニメの最高峰であることは間違いないと思います
個人的には003こと、フランソワーズちゃんがお気に入り
近ごろのアニメの女の子キャラは、萌え系が多い気がするから
こういう カッチリしたキャラが新鮮でした 色っぽいしねww
本作では偉大な『サイボーグ009』という作品をいったんリセットするために、
あえて大きなテーマに取り組んだ神山監督ですが、だからこそ 次にやりたい構想はすでにあるそうなので、
本作が大ヒットして、続編の製作が実現する日を期待したいと思います!!
オールCGでありながら、見た目はセルアニメの3D映像は今までにない新鮮さがありました!!
サウンドも『スター・ウォーズ』のスカイウォーカー・サウンドに任せる徹底したこだわりぶり!!
まさに【世界標準】の『009』は映画館で観てこそ価値があります
上映後には拍手が起こりました!!
館内の雰囲気も熱かったですね