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ドッグショーというビジネス。利用される犬達。

本日はドッグショーの小話でも。
ドッグショーはいわゆる「品評会」で、
審査員に審査してもらい評価を受け、
その犬種らしさが正しくあるかどうかに対して
客観的評価を仰ぐ場、というのが本来のもの。
日本でもJKCのスケジュールを見れば大中小規模
様々な場所で毎週のように開催されている(今年は震災影響で縮小気味)
審査員が必ずしもその犬種のプロ…というわけでもないのがネックだけど。

世界をみたときに規模が大きいのは
最も歴史あるイギリスKC主催・Crufts
次いでアメリカAKC主催・Westminster Dog Show
そしてFCI主催のWorld Dog showである。

先日FCI主催ショーがおフランスで行われたが、
ある方面から強い反響がわき起こっていた。
(残念ながらすでにyoutubeは削除済の模様。)

反響あったシーンの内容は、、、
日本でも昔たいへんなブームになったスピッツ系の中型犬の審査風景。
若い女性(たぶん10代半ば)と大人の男性の
二人がリング内に残って(たぶん)最終審査を受けていた。
バチバチ光るフラッシュ(←マナー違反)
二人が並んで犬を静止させ、ステイポーズをとらせていたが
どう見ても男性があまりにも女性の連れた犬に近づきすぎて、
女性の犬は気を散らしている

そして静止の次は動き確認の審査で二人ともラウンドしはじめる。
とたんに追い抜かん勢いで女性を追う男性…といった具合に
どうみても、「妨害行為」以外の何者でもない行為を平然とやりながら
審査員はその男性の犬を勝たせた。
(その犬種について詳しくないのでどっちが秀でているかは不明)

犬が主役というよりは犬を引く人間が主役のような
錯覚を覚えてしまうような動画だった。
同じ行為をイギリス・アメリカのショーでやったらどうなるだろうか。
厳重注意、失格あたりだろうか?

このショーで勝てばワールドチャンピオンという肩書きが付き、
♂ならスタッド料金は高騰するだろうし、♀なら子犬を高く売れる。
(タイトル=ありがたいものと思う犬飼いや繁殖屋は世界中にいる)
すでにその犬を散々利用したあとであればどこか他の国や人に売る事だって出来る。
だから生活のかかった人にとっては必死で、
平然とこうしたマナー違反をやってのけるだろうか。

前にイギリスで見たショーは最大といえ、人も犬も非常にのんびりしていた。
もちろん、審査中は真剣そのものだが
リングサイドでは出番の前後、おしゃべりに興じる出陳者も…。
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参加する人の多くがブリーダー本人や
飼い主本人(繁殖を目的としないペットでも出陳条件をクリアすれば気軽に出られるし、
「よい市民の犬」というクラスまである)
「敵同士」「商売敵」ではなく、
だいたいが同じ犬種クラブの「仲間同士」であり、
良い犬が出れば尊敬するし、(水面下では健全性や気質を厳しくチェックしている場合も…)
♂を適正価格で『拝借』するといった相互関係の中で行われている。
中には勝って一攫千金(?)魂胆の人間もまぎれているだろうけど…
そうした人間は数年で「消える」ことも多いようで。(犬も?)

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大舞台でもジーパンだもんね。
線と線で脈々と繋いで行くブリーダー。
点と点でババッと稼いでいくビジネスブリーダー。
どちらが『育種家』として正しいだろう…?

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