最近、仕事の都合で必ず9時出社、9時(まで)退社をするようにしている。フレックス制度を悪用し好き勝手な時刻に出社していた身には当初非常に堪えたが、1ヶ月を経てみて悪くないものだと感じている。寝起きは辛いし電車は混んでいるが、一日を長く感じられる。心なしか読書も進んでいる気がするし、概してよい効果が得られているようだ。しかし全体的に就寝時刻が早まったため、ブログの記述は滞りがちであった。以上、言い訳。

・人生で初めてミュージカルを観た。劇団四季のライオンキング。統制のとれた動きの調和が生む迫力に圧倒される。高潮に達するたびに全身に微かな震えが走る。これほどいいとは思わなかった。次に行くならNYよりボストンと思い始めていたが、ブロードウェイへの羨望が流れを戻しつつある。

・じゃがポックルという菓子が北海道で大人気だそうだ。ポテト系の菓子を愛して20年のベテランとして、見逃すわけには行かない。

・先日、気まぐれな天気予報を押し切りゴルフに出かけた。大渋滞の中を迷走し遅刻、シューズ忘れ、スタートするや否やの降雨、と踏んだり蹴ったりだったが、それに劣らずスコアも踏んだり蹴ったりだった。改めて、精神状態が数字に如実に表れるスポーツだと確認した。これでは、悩ましいスコアを出し続ける限り上達が見込めない。どうすればいいと言うのだ。

・それにしても、海南鶏飯食堂のチキンライスは相変わらず美味い。
http://www.route9g.com/

・球春、という言葉を耳にしていわゆるBallparkの鮮緑を脳裏に浮かべてしまうあたりに、日本プロ野球の衰退を感じる。やはり、何とかしてプロ野球アーカイブを作りたい。

ここ3ヶ月程度で、耳に止まった話を。

・債務残高が多いと金利上昇のダメージが大きい、という当たり前の事実に愕然とした。ちなみに日本は、債務残高/GDPの値でいわゆる先進国の中でぶっちぎりの首位を走っている。

・「5年後にどうありたいか、を考えなくてはいけない。1年後のプランは現在の延長線上に描いてしまうが、5年後であれば本当にありたい姿を描ける」。それを聞き、こんな言葉を思い出した。「5%のコストダウンより30%のコストダウンの方が容易だ(松下電器・名言集)」。

・どんな報酬でも全力を出すのがコンサルタント。報酬に応じた力しか出さないのがビジネスマン。

・「困った時にだけいて欲しい存在、それが上司」。自分が求める上司像とは少し異なるが、自分がありたい上司像である。

・お金は肥やしに似ている。集まれば臭うだけだが、うまく撒けば実りをもたらす(日経新聞・春秋)。

ある日曜の午後、訪ねてみたい国・地域をリストアップした。20ほど挙げたら、焦りが生じ始めたので止めることにした。限りある人生、悔いなく生きたい。
アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAが、過去の試合映像を悉くデジタルアーカイブで管理し、誰もがインターネットで容易に検索し閲覧できる仕組みを整備する取り組みを少し前から行っている。

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20092624,00.htm

技術、考え方の双方でさすがアメリカと思わせる取り組みだ。上記記事の中にもあるが、必要とする人に映像を提供するという美しい目的の裏に、映像ライブラリから得られる収入が相当に見込まれている。NBAは慈善事業の担い手ではないので、収益性に確信を得てシステム構築をはじめとする巨額投資に踏み切っていることは疑いない。ここで思うのは、かくも儲かるビジネスなのかということだ。

卑近な例を用い、日本のプロ野球で同じことをやったらどの程度の収益が見込まれるかを、野球ファンと目される知人数名に少し聞いてみた。結果は、個々のユーザーへの課金さえ無ければ、相当な数の需要が見込まれるという感覚であった(結論とするにはやや乱暴だが)。多くが、往年の名シーンを懐かしみ、それらの閲覧を望む声だった(なお、全く無根拠だが、どうもプロ野球ファンは懐古主義者が多いように思う)。

そして現状、NBA.comで提供されている無償の映像も大半が広告付きであり、この事業における広告収入も、程度は別にして収益源として確立されている。また、アーカイブ公開による副次効果も期待できる。例えば往年の名シーンは、ファン層の拡大や興味の深化に伴う収入増にも寄与することとなろう。

やり方次第では採算性も期待でき、現実味のない話ではないように考えられる。

但し、大きな壁が一つある。権利問題だ。テレビ局もこの問題により番組配信に四苦八苦しているが、同様の問題がこの事業にも発生する。NBAがどのような仕組みでこの課題を克服したかは研究中だが、言葉の壁でまだ本質が掴めていない。いずれにせよ、解決の道筋が見えぬことには夢物語の域を超えず、ゆえに誰もが思いついても着手できずにいるのであろう。

何とかならぬものか。
近頃は、仕事で即物的な喜びを得られる環境でも年次でもなくなり、食の喜びを以前より更に感じるようになった。質より量から量も質もにシフトしたあたり、多少ながら美食家への階段を登り始めただろうか。いや、まだ階段を見つけた程度か。

・この冬に感銘を受けた料理店

黒薩摩
http://kuro.hy-system.com/

上司の紹介で行った店。鹿児島料理を鹿児島品質で出す。僕は豚も鶏も好きで、3年の社会人生活でかなり舌を肥やしたと思うが、それでも目を見張る美味さである。加えてさつま揚げがたまらん。豚しゃぶが看板メニューの一つで、この冬に必ずもう一度行きたい。

表邸
http://www.hyo-tei.jp/

一昨年あたりからのもつ鍋ブームでどこもかしこも混雑しているが、麻布という場所柄か直前の予約でも入りやすい。どうも塩味ばかりを選んでしまうが、そのあっさりした風味は深い感動を残すものの肉を食らった罪悪感を和らげてくれる。酢モツなどの副菜も何をとっても美味い。

ラ・ソース古賀
http://www.lasaucekoga.jp/shop/top.aspx

かつて大学の同期の紹介を受けた店だが、銀座という立地もあり敢えて足を運ぼうという気がなかなか起きず、近くの用事にかこつけて入った。上品でこじんまりとした空間はワインによく馴染むが、ここはカレー。舌の上で肉が溶ける時のような、甘くて切ない食感の充実ぶりたるや素晴らしい。今後、これまでの分を取り返すかの如く通うことになる。

思い出しただけでまた行きたくなる。そして思わず今、ビールに手を伸ばす。