先日、感性に刺激を与えるために少し遠出をした。

足利フラワーパーク
http://www.ashikaga.co.jp/index2.html

花札では藤は4月の花だが、今が藤の見頃である。桜から1ヶ月を経、花を恋しがる人々が方々から集い、藤の巨木を見上げていた。その景色は昼と夜で異なる顔を見せたが、いずれも圧巻であった。世界一の藤と銘打たれただけのことはあり、藤の魅力を存分に堪能することができた。

藤とともに育まれた日本文学、とりわけ源氏を思うと、世界一の藤は日本になくてはならない。紛れもなく世界一と言われるまで育つことを祈り、毎年その道筋を見守っていきたい。

070520_01昼の藤
070520_2夜の藤

最近、一緒に働きたいと思わせる魅力的人材とはどんな人なのかを考えている。自らの思いで考え始めればとても面白いテーマだと思うのだが、今回は会社からの要請への対応が主目的であるため、俄然やる気が損なわれる。そこで、無理な動機付けとは思いながら、試みにここに書いてみることにした。


さて魅力的人材とはどんな人材だろうと正面から考えると不毛な理想論に誘き寄せられそうなので、一人ブレインストーミングということで思いつくままに逆を考えることにした。


一緒に働きたくないと思わせるポイント(①):


・不誠実
・約束を守らない
・周囲への気配りができない
・人の言うことを聞かない、独断専行
・礼をわきまえない 等々


といくつか挙がるが、これは自分が陥らぬよう心がけているものとまさに一致していることに気付く。だがその心がけは、仕事上に限った話ではない。常に心がけている(心がけはしている)。


そこで考えたのが、仕事という観点は実は意味をなさないのではないかということだ。一緒に働きたくない人はすなわち、時間を共にしたくない人ではないか。僕における結論は是である。時間をともにしたくない人とは、やはり仕事もしたくない。


だが、裏は成立しない。時間をともにしたい人がすなわち一緒に一緒に働きたい人とはならない。今度は、時間をともにしたい人がもつ、一緒に働きたい気を起こさせない理由を考えてみた。


時間をともにしたい人に限定で、一緒に働きたくないと思わせるポイント(②):


・前提となるスキル、知識がない
・仕事への思いを共有できない


といったところか。例えばすごく仲のよい友人であっても、情で口説くか論理で口説くかというような基本スタンスに相違があっては共に仕事をしたいとは思えず、今回のパターンに合致する。が、意外とあまり浮かばない。


さて、わが社における魅力的な人材はどのように考えられるだろうか。仕事内容を理解し、仕事に必要なスキルを醸成してきた面々である以上、②の類の課題があるとは考えにくい。そんな人が働き続けられる環境ではない。


となると、魅力的な人材とは①の面で優れた人となりそうである。つまり、仕事云々に係わらず、時間を共にしたい人である。逆に、魅力的な人材がいないと嘆く原因はこのような人材がいないことにあると考えられる。


次は、解決方針検討。

中学・高校を共にした友人の結婚式に出席した。


挙式、披露宴ともローソクが演出の鍵になっていたが、特に式のこんなシーンが印象的であった。2人それぞれがもつローソクの火を近づけて一体化し、あらたな一本のローソクに火を灯す。そして、それぞれがもつ火をそっと消す。身震いがするほど美しい光景だった。


さすがに式では厳格な空気を維持したが、一滴酒が入った後はただひたすら宴であった。歓喜、祝福、再会、めくるめくような甘美に酔わされた。あと、少々食べ過ぎた。失敬。


蛇足だが、突如スピーチを振られた友人の姿に、アドリブの困難さを改めて思い知らされた。