昨年末から一昨日あたりにかけて、かなり体調を崩していました。
まずは昨年末にとても身体に疲れを感じていたこと
次に、胃が少し具合悪くなったこと
最後には1月6日から10日間ほどインフルエンザで沈んでいたこと
おかげで久々に中日友好病院の国際医療部に行っておくすりをもらいました。
中日友好病院の国際医療部は以前から利用していましたが、今は以前と異なり、棟自体が国際医療部となったみたいで、国際医療部自体がひとつの総合病院となっていました。
以前はもっと規模も小さく患者も少なかったのですが、しばらく見ない間に随分と変わりましたね。
ちなみに私は海外旅行保険の類に加入していないために、全て自費です。保険は高いので現状ちょっと手が出ません。日系の会社がやっているような医療保険は一年で7000元(JPY12万円)くらいかかります。
前前職のときは会社が医療保険のいいヤツに加入していてくれたので、医療の心配をする必要はなかったものの、前職から完全に医療リスクにさらされるようになり今に至ります。
今回は4年ぶりくらいに病院に行って、かかった費用は730元(JPY12000円)くらい。毎年それなりに利用していれば7000元くらい払いますが、僕は今は予防医学中心に生きているせいか、事故や重病にでもならない限りかなりの無駄になってしまうんですね。まだまだ都度実費の方が圧倒的に安く済んでいる。
ただし…
今回は上記のように諸々の病に冒されたため、非常に心細かった。家の中にも実際に自分を看病してくれるような人間もいないので、状況としては独り身と同じ。
このときに改めて感じたのは
中国での生活は勢いのあるときや元気のあるときはいいけれど、勢いを無くしたときや病気のときに感じる心細さややるせなさは、日本にいたときの比ではない
ということでした。
Hirarin@北京@takayukihirarin中国での暮らしは元気なとき、勢いのあるときは良いけど、勢いを失くしているときや病気のときの心細さとかやるせなさと来たら日本にいたときの比じゃない。
2018年01月25日 00:46
ただでさえ疲れや病気で弱っているときに、この何の保障も無い中国にいると、日本にいるとき以上に不安で仕方なくなる。だから寝ている最中は頭の中がとにかく後ろ向き。
「俺もうダメかも…」
「もう中国イヤ…」
「もう日本に帰りたい…」
「こんなんでうまくいくわけない…」
「もう死んだ方がマシかも…」
「この先、生きていたって良いこと無さそう…」
「でも日本も終わってるしなぁ…」
「日本帰っても仕事あるかなぁ…」
など、とにかくネガティブなことしか頭に浮かんでこない。
やっぱり身体の良し悪しはメンタルにダイレクトに影響します。
だから、とにかく身体は大事。
そして、もうひとつ改めて実感したのが
しっかり休むことの重要性
病気になったら休むというのは基本中の基本ですが、サラリーマンのときにはやはり会社の目が気になって、本来しっかり休むべきときですら少し休んだだけで出勤していたと記憶しています。ほとんどの人は、熱が下がったら即出社しているのではないでしょうか?
でもホントはそれではダメなんです。
この1ヶ月間、実はかなりの時間を寝て過ごしていました。ホントはやることもそれなりに多いので仕事もしたかったですが、どうにも病も疲れもなくならない。
ですから、自営業ということもあって、休んだ分は単に自分に跳ね返ってくるだけなので、自然と気力が湧いてくるまでは必要最低限のことだけをこなして、後の時間は横になって過ごしていました。
これは少し英断の類だったものの、この判断から、決して無理をすること無くしっかり休むことに徹することが出来たおかげで、ようやく昨日あたりから自然と気力が湧いてくるようになりました。
しばらく頑張って書いていたブログをお休みしていたのも、それが理由です。どうにも書くための元気がなかった。
でも、こうして休みきってみて改めて感じることは
やはり働きながら回復を試みるよりも、しっかり休んでから復帰する方が、本人はパワーアップしているため、長い目でみても良いことが多い
というもの。
薬に頼って熱が下がっただけで即出社すると、このパワーアップが出来なくなります。病気って別な表現をするとデトックス(浄化作用)なので、しっかり休んでしっかり回復をすることで、その効果は単なる治癒にとどまらず、自身が病気前よりもアップデート/パワーアップするんです。
そして、横になっているときに色々湧いてくるネガティブな思考も超えているため、考え方もかなりポジティブなものに自然と変換されています。
薬に頼って動けるようになったから仕事を再開するというのは、エネルギーの前借りのようなもの。だから長い目でみるとマイナスが多い。
故に、とにかく具合が悪いときは徹底的に休むのが一番。少しだけ自分に対して過保護なくらいがちょうどいい。
それが可能か不可能かは置いておいて、そうである、ということだけは知っておきましょう。
中国での生活は元気でなければ消耗することが日本での生活よりも大きいので、特に気をつけた方がいいでしょう。
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