発症前
毎週のように通ってた
本屋さんがあって。
杖をつくようになってからは
1度も行ってなく
あまりにも以前のテリトリー過ぎて
足が遠のいていた。
夫が代休だったから
「寒中見舞いの葉書買って来て。
変じゃなければ何でも。」
センスの無い夫。。
数があり過ぎて選びかねて
電話が来た。
「直接見た方がいい。」
セブンイレブンで
いい、て言ったのに
着いた先は本屋さんの駐車場で。
えー。行きたくない。。
こういう時の夫は強い!
「関係ないべや。」
(北海道弁)
渋々車を降りて店内に入る。
いたー!
そう。
奴の中学の同級生のお母さんが
働いてるんだよね。
そこそこ仲がいい?
でも下世話な井戸端会議をしない
好きなタイプの人。
レジに居たから
葉書を出して。
「病気しちゃった。」
パタっと来なくなったし
奴は奴で隠しもしないしで
どこまで知ってるか
わからなかったけど
軽くカミングアウト。
でも。「股関節の手術してー。」止まり。
脳外科の話はキツイよね。
わざわざ広めるのも嫌だし。
いや、知ってるのかも。
でも。見た目、脚だけで良かった
、、と思う小心者の自分。。
そして、杖を手放すぞー!
と心の中で誓った日。