南インドのゴープラム | ピンカドみぃ~つけた!

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一級建築士事務所「KADO」代表・笠松豊がつづる日々のこと。

こんにちは、相田です。

 

今回は、南インドの寺院建築に特徴的な、ゴープラムと呼ばれる

塔門建築について書きます。

 

タミルナドゥ州マドゥライのミーナークシアンマン寺院の門です。

すごすぎる。。。

聳え立つ巨大な門に隙間なくヒンドゥ教の神々が彫刻され、極彩色で彩られています。

800年の歴史があるゴープラムもあるとの事ですので、度々修復が行われ、

美しく保たれているようです。

 

この寺院で一番高い南門は52mの高さがあるそうです。

 

 

 

一つ一つの彫像が細部まで丁寧に作り込まれ、立体的に彩色されています。

ものすごい職人技のなかに厚い信仰心が感じられます。美しいです。

 

寺院内部から見たゴープラム。

 

こちらは、古都カーンチープラムの寺院です。

南インドのヒンドゥ教寺院には、このように巨大なゴープラムを持つ寺院が

数多くあり、バスで移動中にもあちこちの村に聳え立つゴープラムが目に入ります。

 

シュリーランガムにあるシュリーランガナータ寺院のゴープラムは、

高さ72mもあるそうです。行ってみたいです。

今回は寺院の門だけの紹介でした。寺院内部の建築もものすごいのですが、

それについてはまたの機会に紹介します。

 

それではまた。