先日、youtubeで木村貢さんという方の講演を観た。
学校給食の内容でいかに子どもたちが変わるかという話。
http://ameblo.jp/cchr-nagano/entry-11491695836.html
それまで肉中心だった献立メニューを野菜、魚中心にしたところ、子どもたちの情緒や学力の状態が大きく改善されたそう。
木村さんは中学校の校長や教育長を歴任されたという方なのですが、新しい試みを導入しようとしたときに、まず一番に反発したのは現場の教師だったんだとか。
「おれたちに野菜ばっかり食べされて…自分たちはウサギじゃない」と。
たしかに「カルシウム摂取は牛乳から」とか「育ち盛りの子どもには肉」という既成概念には根強いものがある。
普通に生活しているものにとって「決してそうではないんだ」という価値観や考え方に触れる機会がないのだから…。
マスコミや教育の影響は大きい。
今日参加したお料理教室で作った大量のヴィーガンスコーンを前に
「どうしようかな。誰にお裾分けしようかな…」と考えていて、その講演のことを思い出した。
そうだ現場の先生たちが『ヴィーガン』の世界やその良さを少しでも知ってくれる機会になれば、それはとても素晴らしいことではないか
牛乳飲めない子に無理矢理飲ませるような先生も減るかも
うちの旦那は小学校に勤めているので、同僚の先生たちに配ってもらえばいいやん
息子たちが通う保育園の先生たちにも今日少しお裾分けしてきた。
明日学校で配ってもらうのは14個。
乳製品を使わなくても美味しいものが作れる、
ヴィーガンという選択肢がこの世の中にはある。
ひとつのスコーンがそんなことを知ってもらうきっかけになればと思う。
中には食べずに捨ててしまう人もいるかもしれないし、ヴィーガンスコーンと聞いても
「へぇ~」で終わる人もいるだろうけど、その中でひとりでも何か感じてくれたら嬉しいな
時々スコーンを作って旦那に職場で配ってもらおう。
それが今の私にまずできること。
細く長~く続けていきます
『ヴィーガンスコーンプロジェクト』