モモのこと | 京都☆橋爪ひとみのブログ〜2017年1月まで〜

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我が家には4歳の女の子のモモがいるラブラブ

ちょうど4年半前、仕事を鬱で休職したときに何気なく手に取った本が
ミヒャエル・エンデの『モモ』という本だった。
学生の頃に課題図書か何かで読んだことがあるはずだが、内容は全く記憶になかった。

時間泥棒から世界を救う女の子モモのお話。そのときの私には心に染み入るようなお話だった。
仕事でいっぱいいっぱいになり、精神的な余裕がなくなってしまっていたから。まさに時間泥棒は私から時間を奪うことに成功していたというわけドクロ

休職中のある日、近くの獣医さんに二匹の犬を検診に連れて行ったときのこと。
受付で一緒になったおばちゃんが、「とっても幸せそうなワンちゃんたちねドキドキ」と話かけてきた。野良猫を保護して里親を探す活動をしている方で、その日も十数匹いる飼い猫のなかの一匹を連れて来られていた。

ちょうど空き家から保護した子猫が三匹いて、誰かもらってくれる人を探しているとおっしゃった。
それまでの人生、私は親の影響もあり猫が大っ嫌いだった目
すぐ引っ掻くし恩知らずだし自分勝手で嫌な奴!と思い込んでいた。

でも猫好きの夫が喜ぶかもしれないと思い、見るだけでも見に行ってみようと数日後そのおばちゃんの家を訪ねた。
6月の雨がしとしと降る夜だった。

ゲージの中に怯えてウーウー唸る子猫が三匹。人間嫌いなのか、おばちゃんの手にも噛み付こうとする。その中で唯一唸りながらも私の手に乗ってくれたのが、モモだった。

鍵しっぽでキジ模様。小さくてかわいいかわいい女の子恋の矢
夫は犬二匹との相性もあるし、世話も大変になるし、と躊躇していたけど、
私には不安はなかった。

そしてモモが我が家にやってきた。最初は縁側のゲージに入っていたモモも、
いつの間にか居間に出て来ては兄たちと戯れるようになったわんわん

ダックスの兄、しっかり者の虎之助は掃除夫ベッポ、甘えん坊でぽっちゃりの弟福丸はカシオペイア、そしておしゃまで抱っこされるのが大好きの子猫はモモ。

その後私は長男、次男を授かり現在第三子を妊娠中。
あのとき我が家の愛すべき動物たちが私を時間泥棒から救い出してくれなかったら、
今の私たちの姿はなかったのではないかと思っているキラキラ

虎之助は1年前に病気で他界したけれど、今お腹にいる子はもしかしたら虎ちゃんの生まれ変わりではないかと感じることがある…。

そして福丸は相変わらず寝てばかり、保育園の送迎時にも車に乗せて連れて行かないと分離不安で吠えまくるほど私にベッタリ。
モモは私がこうして椅子に腰掛けると、どこからともなくやってきて膝にちょこんと乗ったりモミモミしたり「さわって!なでで!」と催促したり虹

人間も動物も不思議な縁で結ばれているベル


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