満開の桜の下で起こった惨劇(未遂)でした。
花見もかねて、このところ少し足をのばしていた犬の散歩。
ここ1週間ほどの間に2回ほど出会った大型犬のコンビがいました。
ジャーマンシェパードとボクサー犬(同じ飼い主が二頭を連れている)。
ジャーマンシェパード(画像はお借りしました)
ボクサー犬(画像はお借りしました)
人間にも犬にもフレンドリーなわが家のクマオ(=仮称 スコッチテリア♂)は、しっぽふりふりで大型犬コンビにご挨拶。
飼い主とも和やかに会話を交わしたその時でした。
ボクサー犬のほうの首輪がはらりと外れ、ボクサー犬がクマオに襲いかかったのです。
獰猛な声をあげ、覆いかぶさり噛みつこうとする。
咄嗟にリードをひっぱりクマオをこちらへひこうとするも、ボクサーの力が強く動かない。
クマオは逃れようと必死に身をよじりますが、体格と力の差がありじり貧。
早く、捕まえてください!
飼い主に懇願するも、飼い主(女性)は及び腰。
私はリードをひきながらくるくると回転しながらクマオをボクサーから引き離そうと必死に動き回りました。
いつしか、花見の人たちがギャラリーとなって私たちを見ています。(←誰も助けてはくれない)
そのうちクマオが今までにきいたことのないうめき声を上げ始めた時、ギャラリーに叫ぼうとしました。
け、警察呼んでください。
・・・と、その時、ボクサーの飼い主がやっとボクサーを捕まえました。
腰が抜けそうになりながらクマオを抱き上げ、私がボクサーの飼い主にかけた言葉がどうしようもなく間抜けです。
よくあるんですか? 首輪がはずれるって
い、いえ、初めてです。
と言いながらその人は首輪をかけるのにまだ手こずっている。
それを見た時、次の言葉が消えました。
ぐずぐずしてるとまたやられる!
あの、もうここを離れるのでその子を離さないでください!
そうしてクマオと共にその場をあとにしました。
その後、道で顔見知りと出会い、5分前の恐怖の出来事を話すと
あ、その犬、先日もパグを嚙んだらしいよ。
散歩してるのは飼い主じゃなくて預かってる人らしい。
女の人でしょ。
その人が犬に不慣れなんだって!
ケガはなかったの?ちゃんと見た?
気が動転していて念入りにクマオのボディチェックをしたのは帰宅してから。(←ま、流血の惨事ではなかったのですけど)
で、考えました。
本日のような場合、襲われてるほうの飼い主はどうすればいいのか!?
ヘタに刺激すると人間にも襲いかかるかと思うと恐怖しかありません。
ChatGPTにきいてみるしかありません。
みなさま、日常は恐怖に満ち溢れています。
くれぐれもご用心を!