岸田首相の「聞く耳」、受験生を救うか? | ☆ Pingtung Archives ☆

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60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

おととい文科省が通達した「オミクロン感染者の濃厚接触者は受験不可」の方針。

早くもあちこちで炎上し、待望の岸田首相の聞く耳の出番となった。

 

以下、読売新聞より

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『大学入試、オミクロン株濃厚接触者に「別室受験などの機会確保を」…首相が検討指示』

 

岸田首相は26日、文部科学省に対し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の濃厚接触者となった大学の受験生について、別室受験を含む受験機会を確保する方策を検討するよう指示した。

複数の政府関係者が明らかにした。専門家らと協議した上で、近く具体策を公表する。首相は同日、首相公邸で首相秘書官とコロナ対策を協議。オミクロン株の市中感染が各地で確認されるなか、受験生の不安解消に努める必要があると判断した。来年1月15、16日には、大学入学共通テストが控えている。

政府はオミクロン株の濃厚接触者に対し、宿泊施設での14日間待機を徹底するよう要請している。こうした方針を受け、文科省は24日、大学入試を巡り、同株の濃厚接触者は、無症状でも受験は認められないとする指針を発表。追試験などで救済するとしたが、緩和を求める声が出ていた。

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やれやれ・・・これで、無症状の濃厚接触者も、どうにか受験はできそうな気配。

一両日中に文科省が方策を示すらしい。

それにしても本番が3週間後に迫ったこの時期にこんなドタバタってどういうこと?

言ってしまえば、今年1月の共通テストから1年も猶予があったわけで、周到な計画が組まれていて当然。

それなのに本番3週間前に、オミクロンだけを標的にしたこんな素っ頓狂な方針出すなんて、絶対にサボってますよ、文科省。

それとも頼りない専門家会議のせい?

 

賛否が分かれる岸田さんの「聞く耳」。

今度こそ受験生を救ってくれることを祈ります。