阿蘇山噴火 ー噴火予知に思うー | ☆ Pingtung Archives ☆

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60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

阿蘇山中岳が噴火した。

 

一週間ほど前から火山性微動の振幅が大きくなり、警戒レベルを2に引き上げ。

 

そして、今日の噴火。

 

噴火のニュースを見るたびに思う。

 

警戒レベル2の火山からいきなり噴煙の高さ3500m級の噴火が起こり、それでやっと警戒レベルが3に上げられる。

 

やっぱり予知は無理なのかな、と。

 

日本は世界有数の地震・火山大国なので、早くから最先端の観測体制が敷かれてきた。

 

いくつかの火山では、世界に先駆けて地面の隆起をGPSで監視する体制を整え、山腹の複数カ所に観測坑道を敷設して地震計を設置し、あらゆる角度からマグマの動きを監視している。

 

かなり多くのデータが存在するはずだ。

 

今回の阿蘇山について言えば、10月15日の時点で、国土地理院によって以下のような観測結果が示されていた。

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2021年10月13日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられた阿蘇山について、10月15日に観測された「だいち2号」の衛星SARデータによる解析を実施しました。
解析の結果、衛星に近づく変動が中岳第一火口内に見られます。詳細は添付資料をご覧ください。

 

 

 

 

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AIがかなり頼りになる存在となりつつある今、世界で最も観測体制の充実したこの国の観測データで、そろそろ地震・噴火の予知が成功する日が近いことを期待したいけれど・・・素人が思うほど簡単じゃないのでしょうか???