いえ、合格通知じゃなくてほんとの桜の話です。
クマオ(仮称 スコッチテリア♂)とやってきた川のほとりにもソメイヨシノが。
桜ではなく川面の鳥にご執心のクマオ
昭和育ちの耳元には、バイオリンのイントロとともに、春とは真逆のメロディーが舞い降りる。
でも、いくら目を凝らして探してみても、川べりにあるはずの
赤い手拭いマフラーにしてふたりで行った横丁の風呂屋
や
三畳一間の小さな下宿
が見当たりません。
代わりにあるのは風情のないマンション群と高すぎるスチール製の柵。
きれいに舗装された道路にはクマオのような外国籍っぽい犬たちが闊歩するだけ。
せめて川べりの柵が木製でもうちょっと低ければ・・・
そんな・・・危ないだろ!
自ら突っ込みを入れながら昭和のメロディーを口ずさむあぶない通行人です。
全体重(9.4㎏)をかけてリードを突っ張り、去って行った犬を名残り惜しむクマオ
お願いだから、これ以上大きくならないでおくれよ。