先日、わが家のことでお会いした建築家の渡邉義孝さん。
話をするうちに、この方、昨今の台湾におけるレトロ建築ブームの立役者と呼ばれる存在であることがわかった。
(nippon.comより)
渡邊さんは、東アジアの旧植民地の日本式建築の研究を目的に作られた団体 「東アジア日式住宅研究会」 のメンバーとして台湾でフィールドワークを続けている。
台湾の建築関係者、自治体、市民を巻き込んだ渡邊さんのこのフィールドワークが、台湾のレトロ建築保存に大きく貢献しているとのこと。
そして2019年、その活動の記録である書籍『台湾日式建築紀行』を台湾の出版社から刊行した。
この本は、渡邊さんのスケッチとエッセイで構成されるが、建築の師に鍛えられたという個性的な筆致は、例えば↓の日記のように、ご自分のメモ用に書きとめたものであっても見るものを惹きつける力を持っている。
(nippon.comより)
渡邊さんと台湾とのつながり
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00887/?pnum=1
台湾の公共テレビでのショートビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=ewDsvcA_C5s
レトロブームで再生された建物には、例えば
青田七六(台北市)
酔月楼(宮原眼科)台中市
などがある。
台湾に行ったのは、もう4年以上も前。
訪れた屏東にもいくつか戦前の日式の建物があった。その時に危険なぐらい古くなっていた、「大和旅館」は2020年にみごとにリニューアルされてカフェとゲストハウスとして生まれ変わったそうです。
2016年当時
2020年リニューアル後
次に行くときは、青田七六、酔月楼と合わせて行ってみたい。