7月10日(金)放送のTokyofm 「Yuming Chord」をRadikoで聴いた。
この日のテーマ、というかChordは「メディテーション」。
コロナ禍で心身を緩める方法、というわけだ。
「私は、すでにだいぶ前になりますけど、瞑想を本格的に学んだことがあります。ビートルズのメンバーにも影響を与えた、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが提唱する超越瞑想(トランセンデンタル・メディテーション、通称TM)ですね。超越瞑想は「マントラ瞑想法」といわれていて、各自に与えられたマントラ、単語というか言葉を、目を閉じて心の中で唱えることで意識を深みに導いていく、そんな瞑想法。この番組でも触れたことがありますけど、これは今も続けています。」
ユーミンのおしゃべりは続きます。
「瞑想を行う習慣のある人は、記憶力を司る海馬の密度が高まるため、記憶力がアップする。ハーバード大学の研究によると8週間の瞑想を行ったことで海馬の灰白質が5%増加し萎縮していた海馬が回復したというデータもある。瞑想を行うとストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が抑えられてストレスが減少して自律神経が整えられ免疫力が高まる。信じるも信じないもあなたしだい、でしょうか。
あとは私の場合、読書も瞑想に近い体験ができる気がするんですよね・・・」
へ~~、ユーミンが超越瞑想!! お風呂でこの放送を聴いていた私は思わずボリュームアップしました。
なぜ? 創作のためのパワー注入か?
いえ、ミュージシャンだからそんな驚くことじゃないかもしれないけれど、超越瞑想(TM)って、70年代、フラワーピープル、スピリチュアル・・・というイメージ。コンテンポラリーなアッパーミドル女子の心情を綴るユーミンの曲とはかけ離れているように感じたのです。
実は私、四半世紀も前、この「超越瞑想」をやったことがあります。
ちゃんと「マントラ」も持ってます。
職場で小さなブームがあり、
「ストレスが減って体調がよくなり、頭がさえて人生が変わる」
そうきいて始めたけど、やりかたが悪かったのか、心が素直じゃないからか自分の中に変化が感じられない。
当時はアメリカで働いていて、そのうち、多忙な日常に埋もれ、朝夕2回が1回に、それが週1回になり、TMは完全に私の生活から消滅した。
TMは多くの有名人が実践している。
ビートルズ、グレタ・ガルボ、ジョン・デンバー、クリント・イーストウッド、ミア・ファロー、ミック・ジャガー、ジョージ・ルーカス、デヴィッド・リンチ、マドンナ、ルパート・マードック、キャメロン・ディアス、マルチナ・ナブラチロワ、トム・ハンクス、ビル・ゲイツ、ヒラリー・クリントン・・・
この人たちは、TMをやっているから偉大になったのではなく、きっと自己をベストの状態にキープする努力をしているから偉大なのだ、と思う。
こんな疑り深い私だけれど、四半世紀前にはなかったネット様でいろいろ検索するとよくまとまった紹介Youtube
があった。
それによると、
効果を得るために何かを信じる必要はなく、信じなくても効果がある。
そこまで言われるともう一度やろうかと思う。
今なら時間もある。
しつこいめまいにも悩んでいる。
さて、TMってどうやるんだっけ・・・
TMをやるにあたって大事なのは、たしか呼吸だったと思う。
鼻で吸って、口から少しずつ長ーい時間をかけてはく。これを「マントラ」を頭の中で唱えながらひたすら繰り返すことで「純粋意識」と呼ばれる最も平穏な心の状態に辿り着く。
マントラ以外に何かストーリーのようなものがあったような気もするけど、はて何だったか。
度重なる引越しで廃棄していなければどこかにメモが残っているかもしれない。
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昨日と今日、やってみた。
結果は眠くもないのにあくびの連発。涙も。
なんだろう・・・
でも、なんとなくスッキリ。
Yuming Chord、この日のリクエストは 『夕涼み』
雨の七夕の日に撮った「夕涼み」の写真