昭和の住宅の再生が始まりました。
まず、門。
建具屋さんによると、ヒンジがしっかりしているので、門を支える部分は全く狂っていない。
しかし、無垢板を束ねたような構造(後に、無垢板のかたまりではなく、中には鉄の板が入っていて、それを栗の木がカバーしている、とのこと。重いです))のため、重力により少し下がった部分を調整。
背の低い裏木戸も丁番と長さを調整。
勝手口の門扉も同様に丁番と長さ調整。
居間の障子(夏用・冬用)も大々的に削ったり當木して、さらに滑りやすさの調整。
夏用の簾戸。
玄関引き戸のすべりも調整。
取り外した茶室風の居間の入口の襖。襖紙をめくると過去に二回の張替をしたことが判明。
最初の襖紙には何かの文字が・・・
職人さんの扇風機付き作業着がクールでした。
「ワークマンですか?」ときいたら、「ワークマンでもどこでも売ってるよ」と。
亜熱帯と化した東京では建具屋さんじゃなくても必需品、かも。