昭和の数寄屋住宅再生  ③建具の調整 | ☆ Pingtung Archives ☆

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60代おばちゃんの徒然です。映画やドラマ、本、受験(過去)、犬、金融・経済、持病のIgGMGUSそして台湾とテーマは支離滅裂です。ブログのきっかけは戦前の台湾生まれ(湾生)の母の故郷、台湾・屏東(Pingtung)訪問記です。♬マークは音楽付き。

昭和の住宅の再生が始まりました。

 

まず、門。

 

建具屋さんによると、ヒンジがしっかりしているので、門を支える部分は全く狂っていない。

 

しかし、無垢板を束ねたような構造(後に、無垢板のかたまりではなく、中には鉄の板が入っていて、それを栗の木がカバーしている、とのこと。重いです))のため、重力により少し下がった部分を調整。

 

背の低い裏木戸も丁番と長さを調整。

 

勝手口の門扉も同様に丁番と長さ調整。

 

居間の障子(夏用・冬用)も大々的に削ったり當木して、さらに滑りやすさの調整。

夏用の簾戸。

 

 

玄関引き戸のすべりも調整。

 

取り外した茶室風の居間の入口の襖。襖紙をめくると過去に二回の張替をしたことが判明。

最初の襖紙には何かの文字が・・・

 

職人さんの扇風機付き作業着がクールでした。

「ワークマンですか?」ときいたら、「ワークマンでもどこでも売ってるよ」と。

亜熱帯と化した東京では建具屋さんじゃなくても必需品、かも。