8月某日
成田からの直行便で高雄へ。初めての台湾。
高雄上空でドシャ降りとなり着陸できず、40分ほど滞空。
飛行機の窓から食い入るように外を眺めた。
曾祖父母が台湾に渡ったのはおそらく1913年(大正2年)頃(今回入手した戸籍で判明)。
多分船で渡ったのだからこの高雄に着いたのではないか?
乗船した場所はおそらく長崎。
長崎から高雄は船旅で2日ぐらいだったか。
意外と近いけれど行先は日本の統治下の台湾。いわゆる外地。
軍人や役人ではなく一介の民間人として、どんな気持ちでこの地を踏んだのか。
↓こんな気持ち?
高雄は大都会で、外見は大阪といったところか。特に昭和の匂いもしないし、アジアっぽくもない。熱帯モンスーン気候のせいか、(こけで?)建物が黒ずんでいる。
夕方おそくホテルにチェックイン。
今回、観光の下調べなしで来た。唯一、成田からの飛行機で隣席に座った台湾人の少女(台湾語とカタコトの英語と日本語をしゃべった!)に教えてもらったのが六合夜市。短い滞在なので、ちょっとのぞいてみようか。
ねっとりした空気にガヤガヤした雰囲気。とても懐かしい。
台湾と来れば海鮮でしょう。
でも、あまり研究せずにいきなり来たのでどれを食べるべきかよくわかってない。
とりあえず母の好物のカラスミをゲットしておいた。お眼鏡にかなうかな。台湾時代、大きくふくよかなカラスミを食べていたせいか、カラスミにはうるさいのです。
©2016-2017 Pingtung All rights reserved.