大学病院の泌尿器科を受診しました。
息子は1歳の頃、右停留精巣の手術を受けており、こちらは完治。
左移動性精巣は経過観察で1年に1回の受診です。
ヌーナン症候群の男の子は停留精巣になりやすく、1歳頃までに自然治癒しない場合はほぼ治る見込みは無いので、手術をすることが多いそうです。
(ヌーナン症候群など一部特定の疾患だと停留精巣になりやすいですが、基礎疾患が無くても停留精巣になる子は一定数います。ヌーナン症候群だからと言って特別な治療法は無く、通常の対応と同じです。)
逆に移動性精巣は就学前までに自然治癒する子が多いらしく、停留精巣と同時手術はしませんでした。
※手術をするリスクは当然ありますが、1回の手術で停留精巣・移動性精巣を同時に治すやり方もあります。主治医の考え方にもよると思います。
治っていると思っていた1年前、
「まだダメですね。」
と手術を仄めかされた息子
就学前くらいまでは待てると聞いていたので、手術はまだ早くないか?!と思い、1年待ちました。
本当はあと1~2年待てると思うのですが、就学前後1年は何となく慌ただしいような気がするので、手術するなら今年度と決めていたのです
診察室に入り、
「どうですか?」
と主治医のZ先生から聞かれました。
「去年とあまり変わらない気がします。」
と答えました。
早速診察室のベッドに横になり、様子を診ていただきました。
エコーではなく、目視と触診です。
「うーん、うん、いいですね。もう今回でおしまいにしましょう。」
…え
意外や意外。
治っている…そうで?
私には1年前と何がどう変わっているのかよく分からないけれど…本当にそれでいいのか?と疑わしく思う部分も無きにしもあらず…なんだけど
でも、小児泌尿器科の先生がそう言うんだから、大丈夫ってこと…よね?
ヌーナン症候群は停留精巣になりやすい体質とのことで、移動性精巣の自然治癒は難しいだろうと思っていました。
手術を覚悟して来たのに
いやはや、良かったです。
「それではですね、2次性徴の頃に停留精巣の手術後の経過を診たいと思いますので、10年後にまた予約を入れて下さい。」
10年後
そんな先のこと、、息子は定期的に大学病院には通っているだろうけれど、さすがに10年後の泌尿器科は忘れそうです
「まだ先のことではありますが、読んでみて下さい。」
と1枚の紙を渡されました。
停留精巣と妊孕性に関する用紙でした。
なかなか分かりやすい内容だったので、次回載せます。
続きます。