1年ぶりに大学病院の泌尿器科を受診しました。


息子は、右停留精巣→1歳4ヶ月で手術済(完治)、左移動性精巣(遊走精巣)→経過観察のため、1年に1回大学病院の泌尿器科で診てもらっています。


診察室に入ると、主治医のZ先生に

「どうですか?」

と左移動性精巣について聞かれました。


移動性精巣とは、精巣(睾丸)が下に下がりきらず、上に上がってしまうことのある状態。

完全に上がってしまうと停留精巣となり、この年齢になるともう自然には治らないらしく、即手術が決まります不安

移動性精巣の子は大半が自然に治っていくそうですが、小学校に上がるくらいの年齢までに治らなければ手術する必要があると言われています。

停留精巣のままで成長し、精巣が上の方にあると不妊になりやすい?とか、精巣ガンになりやすい?(なった時に発見しにくい?)とかで、手術で固定するのが望ましいと言われています。


今は1年に1回の経過観察なので、毎日こまめにチェックしているわけではありませんが、お風呂で時々見ると治ってきているような感じがしますニコニコ


そうZ先生に伝えると

「そうですか、じゃあ今日で(通院を)終わりにできるかもしれないですね。」

と仰っていました。


おっ目がハート

年に1回とは言っても、通院する科が1つでも減ると嬉しいです。


診察室のベッドに息子を寝かせ、触診をしてもらいました。


「えっと、左でしたね。…ん?」


小声だったけれど、Z先生の「ん?」という声が聞こえてきて、あ、これはダメなヤツだ魂と分かりました。


「えっと、右(停留精巣)が手術した方でしたよね?えー、こちらは問題無いですね。」


停留精巣はお腹の方にある精巣を引っ張って下の方に下ろし、糸?で括り付けて固定するという手術だそうです。(ちょっと違うかもだけど、大まかに言うとそんな感じ)

ごくまれに固定が外れてしまって再手術というケースもあると聞きました。


右は問題無いということでひとまずよかったニコニコ


さて左の移動性精巣。

上がりきっているわけじゃないから、停留精巣(=即手術)ということはない。


「確かに下がってきてはいるし、掴めるんだけど、手を離すとすぐに少し上に離れちゃいますよね?通常は手を離してもそのままの位置にあるのが正しいです。うーん…手術…とりあえず経過観察で1年後まで様子を見ましょうか。」


え…ちらっと手術というワードが出たぞ無気力

でも、1年後まで経過観察でいいんだ?

(正直なところ、右側は手術で固定しているので、どんな状態が正常なのか私には分かりません。)


私は質問しました。

「今の年齢でこの状態だと治らないケースが多いってことですかね?」


Z先生「いや、そんなことはないと思いますよ。」


私「基礎疾患(ヌーナン症候群)があると治りにくいってのはありそうですよね?」


Z先生「それはあるかもしれないですね。」


ははは…凝視笑えない。


Z先生「とりあえず1年後に予約を入れておきますが、精巣に触れにくいなとか上がっているなと感じたら、予約を早めて下さいね。」


そうハッキリと言われたので、Z先生の中では手術の可能性が高いと思っていそう笑い泣き

先生の反応を見て、私も手術が濃厚だと思いました泣き笑い


手術(精巣の固定術)自体はそこまで心配していません。

難易度が高いものでもないし(もちろんどんな手術でもリスクがあるのは承知している)、普通の子より心臓のことで心配が増えるのは経験済み。

停留精巣の手術の時は、通常2泊3日の入院ですが、心臓の経過を見るために5泊6日になりました。

何事も無くて良かったけれど、何事も無かったので入院生活後半はめちゃくちゃヒマでした無気力


それでも、手術・入院自体は予定通りだったので、良いんです。

問題は、入院すると体力が落ちるんですよね。。

GCU入院を除く過去2回の入院(停留精巣の手術・成長ホルモン負荷試験)では、術後や検査の安静があったり、コロナ禍での制約もあったりして、ほとんどベッド上で過ごしました。

まだオムツなので、トイレさえ行かない。笑


もともと活発じゃない息子なので、動きたくて暴れるようなこともなく、平穏な入院生活でしたが、動かなかったツケは退院後に明らかに。。

数日の入院でも発達が後退するんですよねガーン

無理やりでも病棟内を散歩しとけば良かったなと悔やむくらい、足腰弱ってしまうんです。

筋力が落ちやすい体質もあるんでしょう。


なので、入院が怖いネガティブ


とりあえず今すぐ手術とは言われていないし、治る見込みはゼロではないので、できることは何も無いですが、気長に待つしかないです昇天