肥大型心筋症の息子は、生後1ヶ月の頃から薬を飲んでいます。
心臓の負担を減らすβ遮断薬のインデラル(ジェネリック医薬品名はプロプラノロール)です。
1日3回飲んでいます
もともとは錠剤ですが、まだ錠剤は飲めないため、粉砕して1回分ずつ個包装にしてもらっています。
現在は1回1.3錠。
体重や症状によって量を調整していくので、少しずつ増量していくことになると思いますが、0.3錠とか0.4錠とかの半端な量は錠剤のままでは計量できないらしく、たとえ錠剤が飲めるようになっても、まだまだ粉砕は続きそうです
赤ちゃんの頃は、粉をそのまま飲むことは難しいので、シリンジ(針の無い注射器みたいなやつ)で少量の水と混ぜて吸い上げ、口の中に流し込んで飲ませていました。
シリンジは支給されないので、自費で購入です。
もちろん保険もききません
本来は使い捨てのシリンジですが、金額的にもったいなさすぎるので、ミルトンで消毒して1週間ほど使います。
ゴムがへたるので、それ以上は使いにくいです。
薬をしっかりと飲ませるために、必要経費だと思ってずっと使っていましたが、やっぱりシリンジ無しで飲めるようになるのが理想
お昼の服薬はこども園の看護師さんにお願いしています。
園の看護師さんにも相談し、家でスプーンを使ってみたりと試行錯誤しましたが、あまりしっくりいかず、しばらく放置していました
この前のこども園の担任の先生との面談に、看護師さんも同席して下さいました。
その時、
「おうちで薬の飲ませ方を試されているとのことですが、どんな感じですか?息子くん、園ではいつも賢く飲んでいるから、そのままでも飲めそうな気がしますけど、どうでしょう??」
と言われました。
…すっかり忘れてた
あれこれ忙しく、便秘に悩まされているうちに、シリンジを使わない服薬方法のことをすっかり忘れていました
でも、できそう、と言われたので、家で粉のまま飲めるかやってみました。
普通に飲めました
びっくり。飲めるんだ!!
椅子に座らせて、口を開けて上を向いてもらう。
薬を口に流し込む。
口を開けたまま、顔を戻しがちなので、アゴを押さえて口からこぼれないように声掛け。
お茶を飲ませて、口内の薬を飲み込ませる。