「光のとこにいてね」一穂ミチ | ピンゲンのブログ

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一穂ミチさんの「光のとこにいてね」を読みました

 


一穂ミチさんの本は「スモールワールズ」に続いて2冊め

 

「光のとこにいてね」は2人の約束
主人公は、結珠(ゆず)と果遠(かのん)
裕福な家に育つ結珠
シングルマザーと団地に暮らす果遠
境遇の違う2人が7歳で何気ない、でも運命的な出会いをして
お互い惹かれ合いかけがいのない存在になっていく素敵なお話
2人交互にその視線、気持ちで語られるお話が絶妙に想像力をくすぐる
単行本のの184ページに出てくるちょこっとキスのシーンが好き
後半の舞台は和歌山県串本町
観光タワーと白い灯台と書かれただけの1文を読んだ瞬間ピンときた
本州最南端の地と潮岬灯台
他にも大好きなよく知る串本のスポットがいっぱい出てきて

海、空、風景、空気、生活、方言が心地良く眩しい

このときの旅のお話の1~5で感じた心地よさの一つ一つが蘇る

 

もちろん串本に行ったことのない人にも

とっても心揺さぶられ心にに響くお話でした

「光のとこにいてね」



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