誉田 哲也さんの「もう、聞こえない」を読みました
自室で男性を殺してしまった出版社勤務の中西雪美
捜査一課の武脇はその難解な事件の事情聴取を担当した
殺されたのは浜辺祐介
知人と呼べるほどの関係でもないと言う
雪美の自供により襲われ正当防衛での傷害致死と判明していく
ただ雪美の言う「女の人の声が聞こえるんです」が事件を難解にする
被害者との関係は?
本当に女の声は聞こえるのか?
声の正体は?
そして常識を超える驚きの事実の連続で過去の事件に繋がっていく
刑事物の展開ながら異質のエッセンスを含んだ異次元サスペンス
次々と意外な人の視点で進む流れにノンストップでのめり込んでいく
とっても面白かったです