
先日読んだ「軍鶏侍」シリーズの第2弾
南国の園瀬藩(架空)を舞台にした剣豪小説、いや人間ドラマかな
人付き合いを苦手とし、剣に軍鶏にのめり込む四十を超えた主人公源太夫
弟子を育て、まっとうにまっすぐに人と関わっていく
表紙の絵がまさに獺祭でしょうか
あまりにも有名な銘酒「獺祭」
でもその意味を知る人は少ない
私もこの本で初めて知りましrた
園瀬藩の穏やかな自然の風情を描いた文章が、あまりに美しく気に入ったので切り取って紹介しましょう。
「穂が出る前の稲はまだ十分に柔らかく、風の動きによって、緑の葉表と青白い葉裏が交互にそれを見せていた。揺れが滑らかに移動するので、まるで堤防に向けて波が次々と、際限もなく打ち寄せて来るように錯覚してしまうのである。」
なんて美しい、そして知ってますよその情景
稲の葉裏の青白さ、風で緑と交互になる様
その情景がこんなに見事に表現されてるなんて、
ぐっとくるぜよ!(^o^)
今回も短いお話幾つかで構成された読みやすい本
今回は、弟子と係るお話が多数で、ほんとうの意味での秘剣「蹴殺し」についても謎が明かされます