ヤフオクで入札したタイルー族の筒型スカートです。

元々、タイルー族はイカット(絣)の技法は使いませんが、周りの他のタイ族の影響でイカット(絣)を筒型スカートに使うタイルー族もいます。

 

周りのタイ族との違いは筒型スカートの縫い目が2箇所ある事です。つまりヨコ糸は水平方向という事です。周りのタイ族は幅広の織物が作れるので筒型スカートはぐるっと巻いて縫い目は1箇所となります。

先週更新したタイフン族の染織品も縫い目は2箇所あり、当初は何処かのタイルー族と思いました。縫い取り織のジグザグ模様も共通点でした。

 

イカット以外にはタイルー族がよく使う浮き織り、縫い取り織りが使われています。また、2本の違う色の糸を撚り合わせたヨコ糸を使う事で柔らかい色の布を作っています。

 

時代としては20世紀前半の製作と思います。

 

 

 

 

 

次は以前から所有する同系列のタイルー族の筒型スカートです。更に古く100年経ったものです。シルクが使われています。シルクによって染め色がいっそう華やかになります。タイルー族はシルクを使う事はありませんでしたがこれも他のタイ族の影響です。

 

 

 

ジョン カベン