ヤフオクでラオスの布を入札した続きです。

実はこの筒形スカートは絶対に欲しかったのです。私のコレクションには無いどころか初めて見たものでした。東南アジアの染織品の図録でも見る事はありませんでした。

 

どの民族の手だろうか?タイルー族かな。でも、ちょっと変わってる。美しい。このように思いながら落札しました。

 

筒型スカートの縫い目はタイルー族と同じく2箇所。つまりヨコ糸が水平方向となります。私がタイルー族の手と思った理由の一つです。

 

デザインはタイルー族と同様に縫い取り織によるジグザグが本体に入っています。ただ、全体に縫い取り織りがされていてとても目立ちます。その中に浮き織りと絣の技法も入って派手な染織品です。

 

時代も古そうです。100年以上は経っていそうです。

 

 

 

 

 

 

 

調べてみるとタイルー族ではなく、ラオスのウドムサイ県のタイフン族の染織品という事が分かりました。

タイフン族なんて初めて聞きましたが、実はラオス染織品では最も有名なコレクターズアイテムでした。

更に特別なデザインの綴れ織りの技法が入っているものもあって、それらはミュージアムピースでした。

 

レア過ぎて私のコレクションに無いどころか知識も無かったという事なのです。

タイのラチャブリ県のタイユワン族の筒型スカートはコレクターズアイテムとして有名ですが双璧となりますね。

 

驚いたのは、この筒形スカートそのものをHPで見つけました。タイでは日本の東大にあたるチェラロンコン大学のイサーン芸術文化クラブのディスカッションボードに現物が載っていたのです。

http://www.isan.clubs.chula.ac.th/simboard/post_view.php?room_no=0&id_main=1603&star=10&pg=2

 

更新されたのは15年程前です。それが15年後にヤフオクでオークションにかけられるなんて。

 

ジョン カベン