東京国立博物館へ行って来ました。

年間チケットを購入していますので展示替えがあると、それだけちょっと見に行く事にしています。

今回はアイヌ民族の衣装と道具です。併せて前回観に行って感激したアユタヤ期のシャム更紗をもう一度観る事でした。

展示されているのシャム更紗はインドで製作されてアユタヤ期にタイに来たものです。仏手と呼ばれるものです。図録や日本でも小さな裂を見た事はありましたが、完品が日本にあるのに感激しました。和更紗ではあり得ない色彩とデザインです。

 

 

 

 

アイヌ民族の展示が何処なのか聞けば東洋館ではなく本館でした。それはそうですね。日本のものですね。

久しぶりに本館でアイヌ民族の展示を観ました。厳しい北海道の環境で大変だったでしょうね。一方で衣装に更紗が使われていたりして19世紀に貿易があったんですね。

行く途中に日本の古い着物を観る事ができました。高度な技術に裏付けされた色調とその斬新なデザインを見るに日本の染織品の技術の高さや正確性、文化的なレベルの高さに驚きます。

今回は日本刀をしっかり観ました。感動しました。最近、ナイフを購入しましたが、ナイフ、刃物の究極が日本刀なんでしょうね。

国宝の太刀や正宗、虎徹といったどこかで聞いた刀工の日本刀が展示されていました。

隣に20代と思しき二人連れの女子が居て一人がこの虎徹は贋作という人もいるのよねと解説をしていて勉強させられました。刀剣の女子愛好家を微笑ましく感じます。

 

日本刀は10振り以上が展示されていましたが、どれも凛として静かで美しいです。

ガラスケース越しでも刃先に立って近くで観ると迫力があって背筋が伸びます。

刃の美しさに吸い寄せられそうで怖くなりました。

写真を撮ろうとしましたが、この迫力や怖さの感覚は写真に撮れないので諦めました。

 

ジョン カベン