ラオスのタイデーン族の筒型スカートです。

タイデーン族のセレモニー用の晴れ着は絣、浮き織り、縫い取り織り等の技術が使われて華麗で美しく、古手は全て草木染です。

この筒型スカートは100年近く経った古いもので絣は蛇の精霊ナーガの頭がきちっと描かれていて秀逸です。


本体はシルクの白糸と黄糸の浮き織りが藍と赤ベースのイカット部を分けています

白糸と黄糸での浮き織りはタイのラオクラン族と同じです。元は同じ民族でラオスからタイに村ごと移住したのがラオクラン族です。

ラオスのタイデーン族のデーンは赤という意味です。赤タイ族となります。

タイのラオクラン族のクランとは染色で赤く染める時に使う草木染めの材料のラック貝殻虫の意味です。

どちらも国は変われど赤タイ族ですね

最後の写真はタイに村ごと移住したラオクラン族の筒型スカートです。腰布は他の筒型スカートから持ってきていますが、黄色と白色の浮き織りで区切られて藍とラック貝殻虫の赤で染色されたナーガの絣模様となっています。共通性を見る事ができます。



 

 

 

 



ジョン カベン