新しく入手したインドのカシミールショールです。ペイズリー紋が細長くなっていますのでドラ期(1846-1877)に製作されたものと思います。両端は同じデザインで中心部と異なりますので、ショールとしては完品と思います。
こんな古いものが完品で残っているのはびっくりです。
柔らかくて軽い染織品です。カシミヤ山羊のおかげですね。
拡大して見ると細い糸で手織りなんです。白、黒、朱、肌色の4色の糸で草木染めです。
細い糸をどのように織ればこんな布が織れるのか全く理解できません。織りの法則が全くわからないのです。
カシミールショールはカニ織と言って綴れ織りの技法と思っていました。既にご紹介した4枚は全て綴れ織りの技法に近いです。
しかし、この1枚は全く技法が異なります。カシミールショールと言っても織の技術はいろいろありますね。
製作された職人にはただただ驚くばかりです。
ジョン カベン





