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http://pcp87.jp (WORKSペ-ジの写真追加しました)
北海道の支笏湖畔にある素敵な鉄道橋です・・・
1899年(明治32年)に製造された、北海道官設鉄道上川線
の第一空知川橋梁(砂川~妹背牛)に架かっていたものです
格点をピン結合した英国流の構造です
それを1924年(大正13年)に王子製紙が払い下げを受けて
当時苫小牧~支笏間で運行していた王子軽便鉄道山線の湖畔
橋として1951年(昭和26年)まで使用されていました
メ-カ-ズプレ-トです・・・1899年製です・・・
設計者は英国人技師のボ-ナルで、製造所はPatent Shaft
&Axletree社です
この橋から観た川です・・・なんて綺麗なんでしょう・・・
単純下路ダブルワ-レントラス式鉄道橋と言うのが、正式に
近い呼び方かもしれません・・・一般にはラスチトラス式とも呼び
ます・・・良くラチス梁なんて言葉聞きませんか~?聞かないかな
ちょっと専門的ですもんね・・・僕は土木技師なんで・・・
しかし凄いですねえ~製造されてからなんと113年も経って
いるんですよ~
この橋梁の青図です・・・長さは200フィ-トあります・・・
そしてなんとこの形式の橋梁がまだ現役で使用されている処が
あるんですよ~そこは・・・箱根登山鉄道の塔ノ沢~山出信号所
間の早川に架かっている早川橋梁がそれなんですよ~
この写真は1998年の撮影です・・
1888年(明治21年)製の東海道本線の天竜川に架かっていた
ものを払い下げを受けて使用したものです・・・
メ-カ-も支笏湖湖畔のものと同じです・・・凄いですねえ~