長崎ランタンフェスティバルが2月6日から始まりました。
2月8日、長崎には珍しい雪が降ったので、朝から雪の眼鏡橋と昼間のランタンオブジェを撮りに行きましたが、直ぐに雪はやんでしまいました。
僅かに雪が残っている所もありましたが・・・。
残念がっていると、昼3時にランタンフェスティバルの行事の1つ「媽祖(まそ)行列」が、 この眼鏡橋(国重要文化財)を通るとの情報をゲット。
一旦家に帰り、3時に再び来てみると待望の雪が舞う中、眼鏡橋のたもとで媽祖行列についての説明が始まりました。
そして、この行列を始めたという長崎ネットワーク市民の会の会長さんが現れ、なんと皆さんに袋詰めのお土産を配り始めました。100人ぐらいはいたでしょうか、さすが外国貿易で栄えた長崎の行事は違うな、と思いました。中身は後のお楽しみ。
いいいよ行列の先頭が眼鏡橋の上に現れました。
媽祖(まそ)とは航海安全の神で、江戸時代、長崎にやって来た中国船に乗せていた媽祖像を唐寺に安置する儀式が媽祖行列です。先導する二人が頭を下げているのいが媽祖像です(赤矢印)。
最前列の二人が媽祖の守護神「順風耳」と「千里眼」で、真ん中が祭官の「直庫」です。
祭官の直庫は街の邪気を払う踊りの後、このように片足で1分ぐらい立っているのが見せ場で、拍手喝采をあびていました。
次に守護神の「順風耳」と「千里眼」の勇ましい演舞が披露されました。
「順風耳」は千里先の音を聞き分け、「千里眼」は千里先を見分けることができると言われています。興福寺には媽祖様を安置する媽祖堂があり、媽祖様の隣にはこの2鬼神が立っています。
儀式と演舞が終わると、媽祖神は次の会場の中央公園へ去っていきました。
それまでは見えなかったのですが、媽祖像の後には約130人の人々の行列が並んでいました。
まだまだ続きますが、最後にまた雪がちらつきました。この日はたまに雪がちらつきましたが、祭官と守護神の儀式と演舞の時は陽がさしました。
家に帰って頂いたお土産を開けて見ると、カステラ、長崎物語、クルス、柚子入り醤油、など長崎を代表するお菓子と醤油が入っていました。
前回、媽祖行列を見たのは媽祖像を安置していた興福寺でしたが、その時、庭に掲げられていたのが五色の吹き流しでした。江戸時代、長崎に入港した唐人はこの吹き流しを目安にして、媽祖像を安置する興福寺などの唐寺に行くための行列を組んだとの事でした。これが媽祖行列の由来だそうです。唐人が長崎で貿易などをしている間の居場所は唐人屋敷に限られていたので、媽祖像は興福寺などに預けられ、霊力を高めて帰りの航海安全を守ったとのことでした。当時の長崎の街は中国やオランダとの貿易で大いに潤っていたので、外国船が入港すると大変喜んだそうで、今回頂いたお土産などの大盤振る舞いも納得できます。しかしながら、昨今は流出人口が多いと言われており寂しい限りです。でも今年の祭りは盛り上がっていますよ。夜のランタンはまだ見に行っていないので、今度行った後に報告します。















