佐世保市の名所・眼鏡岩に初めて行きました。
佐世保市総合グラウンド野球場で野球の試合があったので朝から応援に行きました。
応援するチームは準決勝を勝ちあがり、決勝戦との間に時間があったので、その間に眼鏡岩公園へ行きました。ここはパワースポットでもあるので、その後の決勝戦ではパワーを応援に込め、だからかは分かりませんが優勝しました。
迷いながらも脇道に入って行くと西蓮寺への参道があり、その先に眼鏡岩公園があり、駐車場、東屋、遊具、トイレなどが整備されています。
駐車場からは少し歩きますが、紅葉と竹林、つわぶきの花などを眺めながらのんびりと散策することができます。
すると遊具のある広場に出て、大きな銀杏の木の向こうに大きな穴の開いた橋の様な岩が見えてきました。右側にはあるのは眼鏡岩観音堂(西蓮寺祖院)です。今の季節は紅葉ですが、春は新緑と桜で賑わうそうです。
近づいて見上げると、高さ10m、幅20m、右の穴の直径5m、左の穴8mの巨大な橋の様な岩が現れました。人工的に造られた橋の様に見えましたが、自然の力で出来たとのことで、それなら風で削られたかと思いましたが違うとのことでした。
平安時代、弘法大師・空海が立ち寄り、この奇岩をみて「仏縁の地なり」と言い、岩肌に梵字と千手観音菩薩を刻んだと言われています(〇で囲んだ所)。
眼鏡岩ができた時の鬼の民話と、以前はこの辺りは海であり海波によってできたと言う実際の成り立ちについて説明されています。また弘法太師の逸話や「平戸八景」の1つである事についても書かれています。
帰りも駐車場までのんびり散歩して、車に乗り道の駅「させぼっくす99」でアジフライ定食を食べて(海上自衛隊カレー、レモンステーキ、佐世保バーガーが有名ですが、今回はアジフライ)、再び野球場に戻りました。
以前から行きたいと思っていた眼鏡岩でしたが、近くまで野球の応援に来たので立ち寄りました。長崎の奇岩・リンゴ岩も海波の浸食で作られていますが、この眼鏡岩も海波によるものでした。眼鏡岩はパワースポットで、映画「坂道のアポロン」の舞台となり、聖地巡礼の地となっているそうです。応援した野球チームも優勝してくれたし、念願の眼鏡岩も見れたし、パワーを貰えた良い1日となりました。












