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長崎回縁隊のブログ

ご縁が回って、全国の方々と知り合えればと思います。
そして、少しでも一隊化できる場所があれば最高ぜよ。

ネムノキの花のその後の変化と「向日葵と夕陽」を見に行きました。

 

約1か月半前に真っ赤なネムノキの花と川のせせらぎをブログに載せましたが、その後どうなっているのかを見に行きました。川の水は流れていましたが、当然、赤い花は全くありません。

 

花の後にはマメに似た形のさやが多くぶら下がっていました。ネムノキはマメ科だと言うのが良く分かります。このさやの中に種が入っています。

 

赤い花の近くにあった普通のネムノキはまだ一部に花を残していました。さやはまだ出来たばかりで青々としていますが、これから茶色のさやに変わっていきます。残った花は普通に見られもので、雄しべの赤い部分が少なく淡いピンク色です。

 

多くのネムノキの花は散り、殆どが実をつけていましたが、行く途中の道端でピンクの色の濃いネムノキの花を見つけました。

 

雄しべの数が多く花全体が大きくふんわりとしています。ピンクの色も濃いですが雄しべの根元の白い部分が長いので、赤いネムノキの花とは少し違います。

 

これが7月のブログで紹介した赤いネムノキの花です。雄しべのピンクの色の濃さはあまり変わらない様ですが、雄しべの根元の白い部分が殆ど無く、ピンクの部分の割合が多いので赤みが目立ちます。よって赤いネムノキの花と呼びました。

 

こちらはごく一般的なネムノキの花で、雄しべのピンクの色が薄っすらとしており根元の白い部分も十分にあります。

 

今回見つけた花を拡大すると雄しべの数が多く、よりワイルドな感じです。1本1本の雄しべも長く、根元の白い部分も十分の長さがあります。こんな感じのネムノキの花は初めて見ました。今後はワイルドなネムノキの花と呼びましょう。

 

次は島原半島の南島原市加津佐町・孝子の里のひまわり畑へ、夕陽とのコラボ写真を撮りに行きました。長崎から片道1時間半、撮影1時間、計4時間の旅でした。日没には少し早く、完全逆光でしたが、向こうには橘湾を隔てて長崎半島があり、丁度向こう側が長崎市です。

 

少し時間があったので太陽の光を避けて、花だけを撮りました。

 

そうこうしているうちに、ヒマワリの顔が赤みを帯びてきて、いよいよかなと言う感じでした。

 

いよいよ日没が近くなってきましたが、まだ光が強いです。

 

光が弱くなってきたので夕陽もはっきりした形に見えるようになりました。もちろん向日葵も、長崎半島や橘湾でつながるサンセットロードもいい感じになってきました。

 

更に沈んでいくと、光もさらに弱くなり橘湾のサンセットロードは消えていきました。

 

そして遂に夕陽は綺麗な夕焼けを残して長崎半島の向こうの五島灘の方に沈んで行きました。

お盆の休みを利用して「ネムノキの花のあと」と「向日葵と夕陽」の写真を撮りに行きました。昼間に行くとは大変なことになるので、朝と夕の時間を有効に使いました。そして、さやえんどうの様な実をたくさん見て、ネムノキがマメ科である事を再認識しました。また他の花と少し違う「ワイルドなネムノキの花」を見つけて大いに興奮しました。「向日葵と夕陽」は4,5年前に別の所で撮っていましたが、南島原市・孝子の里では初めてで、何とか写真に収める事ができました。向日葵はもちろん、夕焼け空や橘湾を通って長崎市方面へとつながるサンセットロードが素敵でした。