今年も長崎くんちはありませんが、演し物(だし)のパレードがありました。
踊町43カ町のうち17カ町の演し物が長崎港松ヶ枝国際ターミナルに集合して出発を待っていました。
新大工町の曳壇尻。 やはり3年も中止になっているので血が騒ぐようで、少しだけ引き回しをしていました。
八坂町の川船。 川船は八坂町を含め7ケ町の演し物となっていまが、町のそばを流れる中島川にちなんだものだそうです。
八幡町の弓矢八幡祝い船。 日の丸が高くにそびえ、大変目立ち直ぐにわかります。
銅座町の南蛮船。 ポルトガルの船をイメージした派手な色が特徴です。
鍛冶屋町の宝船。 警備の警察官の人もつい見とれてしまいます。「宝船、なかなか良かけど、公道やけんあんまり回さんとよ。」
江戸町のオランダ船。 出島の近くにありオランダとの関係が深い町です。遠くには稲佐山のテレビ塔が見えます。
「やはり、くんちは良かね。来年はぜひ本番を見たかね。」と2人で話しているかどうかは分かりませんが。
東古川町の川船。 私にとっては思いでのある演し物で、4年前にこの川船を撮った下の写真で銅賞を頂きました。
賑町の恵比須船。 正面には稲佐山、左には世界遺産にカンチレバークレーン、右には長崎港ターミナルがあります。
演し物は長崎港のそばを通って大くんち展のある出島メッセ長崎へ移動しています
「くんち」がない代わりに10月7日から10日まで出島メッセで「ながさき大くんち展」が開かれます。毎年のくんちは5から7個の演し物が出るだけですが、今回は43カ町すべてが展示されるとのことです。今回のパレードでは17個の演し物しかカメラに収められなかったので、残りの写真も撮りたいと思っています。「もってこーい」「もってこーい」の掛け声で再度登場するのが決まりですから、「もってこーい」です。