大村公園の桜から諫早公園のツツジへ | 長崎回縁隊のブログ

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ご縁が回って、全国の方々と知り合えればと思います。
そして、少しでも一隊化できる場所があれば最高ぜよ。

🌸シリーズの最後は大村公園の八重桜・オオムラサクラでしめくくりたいと思います。

 

オオムラサクラは国指定天然記念物で、八重桜を2つ重ねたような二段咲きをします。

 

外の花が90枚程度ありますが,中心の紅の部分が更に30枚程度開きます。多いものでは花びらが全部で200枚になるものもあるとのことです。

 

大村公園と言えば、板敷櫓、東屋、太鼓橋をバックにしたこの景色ははずせません。更にお堀跡には菖蒲まつりの準備もできているようです。

 

少し登った丘の上には大村神社があり、境内にはオオムラサクラの他に県指定天然記念物のクシマサクラがあります(写真手前)。

 

オオムラサクラに似ていますが、花は白が強く花びらの数も40~50枚程度です。

 

公園の種々の桜の中で最も目立つのがカンザンと言う品種です。

 

赤みが強い豪華な花が咲き、八重咲きの🌸と言えばカンザンが連想されることが多いとの事。この花は塩漬けにして桜湯のになるそうです。

 

大村公園の後、諫早公園に寄って少し早いツツジを見てきました

 

眼鏡橋は国指定重要文化財で、その向こうの小高い丘全体が国指定天然記念物です。丘の上には戦国時代、諫早家の城が築かれており、芥川賞作家・野呂邦暢の小説の舞台にもなっています。

 

眼鏡橋を反対側から見た写真です。やや逆光です。

 

道路へ隔てて眼鏡橋の反対側にある大寒桜の花はとっくに終わっていましたが、枝垂れ桜が1本だけ咲き誇っていました。

2月初めの旧正月に咲く西山神社の寒桜に始まった長崎の桜開花物語もいよいよ最終章となりました。これからはツツジや花菖蒲、ポピー、蓮の花などにバトンタッチして1年間の長い休暇に入るとの事です。ゆっくり身体を休めてまた綺麗な花を咲かせてくれる事を期待しましょう。