長崎の唐寺(四福寺)Ⅰ | 長崎回縁隊のブログ

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ご縁が回って、全国の方々と知り合えればと思います。
そして、少しでも一隊化できる場所があれば最高ぜよ。

江戸時代初め、中国から日本に移り住んだ人々が建てたお寺は唐寺と呼ばれ、最も有名なのが国宝のある崇福寺です。

入口の門を三門と言い、日本のお寺とは明らかに異なった様式です。竜宮城に似ているので竜宮門とも言います。

 

寺内には貴重な文化財が多くありますが、まずは三門をくぐり階段を登ると、国宝である第一峰門があります。

 

この門の軒下には複雑で巧妙な詰組の細工が施されています。

 

 

それをくぐって行くと、これも国宝の大雄宝殿があります。1646年の建立で、中国で切組みした建築材を輸入して建てられています。

 

NHK大河ドラマ「龍馬伝」では大雄宝殿前のこの場所で、龍馬と高杉晋作が対面したシーンが撮影されました。

 

大雄宝殿の本尊は釈迦如来坐像で、修理の際に胎内から銀製の五臓が出て来ましたが、大変珍しいことだそうです。

 

隣には国指定重要文化財の媽祖(まそ)門があります。媽祖とは航海安全の女神のことで、長崎に入る唐船には媽祖像が祭られ、上陸中には唐寺に預けられていました。

 

 

媽祖堂の前にいるのはメキシコからの観光客です。「昔、メキシコに行ったことがある」と話しかけたら、ポーズをとってくれました。さすがにセニョリータは陽気です。

 

メキシコ娘のミュージカルの場面に対し、この廊下は荘厳な映画の1シーンに使えそうなたたずまいです。共にいい映画が撮れそうです。

 

重要文化財の護法堂には三国志で有名な関羽(関帝)像があります。

 

同じく護法堂の中には韋駄天像があります。NHK大河ドラマの「いだてん」の言葉の由来となった守護神です。

仏舎利を奪って逃げ去った鬼を追っかけて取り戻したと言う伝説から、足の速い神として知られています。

今回は2つの国宝のある崇福寺を訪ねました。ちなみに九州には6つの建物の国宝がありますが、その内2つがここにあり、あと1つが大浦天主堂です。他の唐寺も見応えが十分ありますので訪問予定です。