四国遍路自転車旅(4-1)絶景室戸岬一直線
連休に悪天候で行けなかった、室戸岬と高知県のお遍路巡りに 5/31-6/2の三日間で行ってきました。
今回はキャンプではないし、激坂のお寺もあるので、カーボン車の方で来る予定でしたが、ホイールの不調が発覚したので、こっちのクロモリ車にでかいサドルバグを付けて行ってきました。このバッグに着替え、朱印帳、輪行袋、自転車のパーツ、ツール類全部入っていて、手ぶらで乗れます。背中に荷物がないのは気持ちいいです。お寺に行くときは朱印帳、貴重品などだけをいれたサコッシュを出して持っていきます。
今回も四国へは、和歌山港からフェリーで行きました。南海電車の割引切符で、大阪市内から、和歌山港までの鉄道と、徳島港までのフェリーのパックで2000円です。多分、四国に行く一番安いルートだと思います。
フェリーが徳島港についたところ。ここから、徳島駅までは自転車を一回組み立てて走れば15分ぐらいですが、面倒なのでタクシー乗ってしまいました。1000円。市バスもあります。
徳島駅から各駅停車で前回キャンプした日和佐まで行きます。家を朝5時にでたのに、日和佐についたのは午後1時。遠い。
戻ってきました。日和佐駅。お遍路巡りと四国一周一筆書きを同時にしているので、前回終了した駅からスタートしないといけないのです。
この日はここから室戸岬までひたすら走るだけです。次のお寺は室戸岬先端の最御崎寺ですが、門限の5時までにつくのは難しいので、明るいうちに室戸市の宿まで行きます。
道は一つしかなくて、海岸沿いに徳島県の「右下」から高知市までつながっている国道55号を行きます。この日は曇りで景色はあまりよくなかったですが、暑くはなく走りやすかったです。ときどき小雨が降りました。
徳島県内の日和佐から海部までは国道は山間部を通ります。海岸沿いの景色のよいアップダウンの激しい南阿波サンラインという道もあるのですが、天気悪いので国道の方を行きます。このあたりは以前「四国の右下ロードライド」というイベントで走ったことがあるので、土地勘はあります。
途中に「鯖大師」という別格霊場のお寺が道路わきにあったので寄ってみました。お遍路巡りの八十八か所に含まれてないので、別に寄らなくてもいいのですが、走ってばかりでは疲れるので。
こんな感じのよくあるお寺に見えます。残念ながらお寺の人が誰もいなくて御朱印はもらえなかったのですが、
「観音洞」というのがあったので入ってみると、こんな斬新なコンクリートのトンネルに八十八個所の石仏が飾ってあるというものでした。つきあたりには涅槃がありそうですが、地下の本堂みたいなのがありました。比較的新しい施設のようです。これは一見の価値があると思いました。
海部を過ぎると、県境があって高知県に入ります。高知県最初の町が「東洋町」で、隣接する徳島県の町が「海洋町」です。紛らわしいです。
「海の駅」で休憩。
地元の名物「こけら寿司」です。柚子の香りがします。ここも以前来たことがあります。
この東洋町から、室戸岬までの間、国道55号以外ほとんど何もありません。道路はほぼ海岸沿いを通っていて、人家もまばらです。鉄道も、ここで終わり。高速道路なんかもありません。大体30キロぐらいの区間で、途中「佐喜浜」という町があるだけです。歩き遍路の人にとっては試練の区間だそうです。自転車乗りにとっては絶景続きで車は少ないし、半島地形にありがちな岬を越えるたびのアップダウンもほとんどない、という最高の区間です。
こんな感じの道が30キロぐらい続くのです。ここは暑くても快晴の日に来たかった!
室戸岬に近づくと「室戸世界ジオパーク」と呼ばれる区域に入り、このような珍しい岩の景色が続きます。
「夫婦岩」の前で一枚。
ちょっと晴れ間が見えました。
室戸岬先端まで数キロのところで、半島の反対側の室戸市街に曲がる交差点があります。もう遅いので、先端は明日に回して右折します。
山越えの坂を上がっていくと三津坂トンネルというのがあります。狭く歩道がないトンネルで危険だったらしく、歩道トンネルが横にありました。このトンネルの中がちょっと独特の景観で昔のSFドラマ「タイムトンネル」みたいです。この日はさっきの鯖大師「涅槃トンネル」に続きトンネルに恵まれてます。
室戸市の室津漁港についたら夕方に近づいて空が綺麗でした。この日は大体曇りだったのですが。
夕食は宿のそばの地元の寿司屋さんで。
宿のそばには何軒か居酒屋やスナックがあったのですが、基本的には静かな町です。観光客はあまり泊まらないようです。
東洋町から室戸岬は以前「安芸室戸パシフィックライド(第一回)」で走ったコースですが、あらためて素晴らしいルートだと思いました。いつかまた快晴の時に走ってみたいです。
この日の走行不能は75キロ、獲得標高は477メートル。走行ログは このGarmin Connect に。
次の日は、いよいよ高知県東部の激坂寺院に挑みました。



















