長野県と山梨県の県境に位置する、【八ヶ岳】。
八ヶ岳は、夏沢峠を境に、北は穏やか、南は険しい岩稜地帯。
八ヶ岳という山はない!
そんな基本的なことも知らず、早朝3時、出発。
ちょいちょい休憩を挟みながら、諏訪ICまで約5時間の運転。超ねむい。
麓の洒落た別荘地を抜けると、桜平駐車場までは、激しいダート道!
川の中を突っ切ったり、下はゴリゴリこするし、運転してるのに気分悪くなりそうな悪路!!
15分ほど行くと、駐車場・・・空いてない!!!
後ろの木を押し込んで、でかい石に乗っかって、無理矢理駐車。

連れに言われるがまま(初心者コースとリクエストはしたつもり)、南八ヶ岳を登ることに。
出発前に、いきなり『まさか、その靴で登るん?大丈夫?』と不安を煽られる。
プリティトレッキングシューズじゃ、ダメなのだろうか・・・。
とびっきりの晴天!!!
準備を済ませ、9:17、オーレン小屋に向け、出発。
まずは、コロコロ石だらけの急坂を登り続ける。
ひたすら登る・・・あ~しんど!しんどいだけ!
きっかり1時間でオーレン小屋に到着。
このあたりは、まだまだ余裕。

少し立ち寄って、すぐに夏沢峠越え。
足元はデカい石で歩きにくいけど、いつものハイキングのような、しっとりした空気、深い森。
こういうの、好きだな☆
数十分歩くとヒュッテ夏沢に出てきて、少し休憩。

このあとは、硫黄岳山頂に向け、どんどん高度を上げます。
やがて、森林限界を超えると、超ゴツゴツ系の石道。
道も狭いし、もし滑ったら落ちるんじゃない!?っていう恐怖が、足をすくませる。
でも、眼下に広がるは、絶景かな~~~!!!

途中、見所の1つ、硫黄岳爆裂火口を通ったとき、ミーハーの虫が騒ぎ、やっぱりやってしまった!
『やっほ~!!!!!』
たくさんの登山者に振り返られたけど、おかまいなしに2回叫んだ。
やまびこくんはご機嫌で返してくれたよ!!
ほどなくして、標高2760m、硫黄岳山頂に到着。
ここで、持ってきたお昼ごはん。
周りで温かいものを食べているのを、横目に恨めしく思いながら冷や飯を食う。
ゆっくりした後は、硫黄岳山荘でお手洗いを借りる。
ここ、ウォシュレット・・・だったかは忘れたけど、水洗トイレ。
八ヶ岳ピカイチの豪華設備に感激です!
言われるがままにハイ、チーズ☆
足あがりませんから~!!

そして、ここからが本番。
横岳を目指します。
横岳は、高山植物の宝庫だそうだが、植物には一切目もくれず、
ただひたすら足元だけを見て進む。
そう、最も苦手な激しいガレ場、岩場。
しかも稜線なので、両側ともに断崖絶壁。
子供の頃、ジャングルジムも苦手だったのに、岩登りなんてできません。
次はどこに足かけたらいいのー?と悲壮感に打ちひしがれ、騒ぎながら、
集中だけは切らさず、絶対生きて帰るぞ!と心に誓うのでした(笑)
【岳】で三歩が言ってたからね!(笑)

今夏に白山にて山デビューしたばかりの私にとって、鎖場は初体験。
登りも下りも、ひたすら鎖を握って進む。
でも、本当に怖いのは、鎖のないところ・・・だったりする。
事前のリサーチでは、カニの横這いと呼ばれる鎖場を要注意だと思ったが、
それ以上に怖いところがたくさんあった。
数えきれないほどの人に抜かれ、誰よりも遅いゆったりペースで、着実に進んでいく。
そして、なんとか横岳山頂(標高2829m)に到着。

このあとも、恐怖区間は途切れることなく続き、私のテンションに感化されたように、
風が出てきて、雲に覆われた。
隣の山なのに、本日のゴール地点、赤岳山頂が見えない。
・・・もう、帰りたい・・・。

まだ体力も十分残ってるし、距離もそれほどないはずなのに、怖くて、足が進まない。
横岳を越えたあとも、足に来るゴロゴロ区間が続き、膝に痛みが出てきて、
正直辿り着けるか心配で仕方なかった。
思った以上に時間がかかったせいで、少し暗くなってきた。
なんとか赤岳展望荘に辿りついたが、目的は山頂小屋!
山頂から降りてくる人たちは多かったが、今更登る人はかなり少ない。
山の行動って、こんなに早いんだーと、感心してしまった。
ここから1時間だという人もいれば、20分という人もいて、どっちやねん!って感じ(笑)
なんしか、諦めるという選択肢はないだろうということで、
山頂を目指して、えっちらおっちら、鎖付きのガレ場を進む。
結局、40分ぐらいで、山頂に到着。

日本百名山の1つ、赤岳。
標高2899m。
長かった!
通常5時間のコースで、6時間以上かかった!
鈍足すぎるやろ!うち!
でも、登頂したにも関わらず、明日の下りを思うと、心は落ち着かない。。。
山小屋泊まりも初めての私。
案内された場所は、おっさんの隣。
男女別かと思ってたので、ちょっと衝撃的だった。
18時、晩御飯。
思った以上に少なかったけど、ごはんおかわりしまくって、なんとか食欲を満たす。
・・・が!その横で、連れが高山病でダウン!!!
頭痛い、気持ち悪い、で、ごはん食べれず、吐いて、本当につらそうだった。
でも、ここにいる限り、治らないんだよね・・・。
自然って恐ろしい。

登り中に一緒になった若い4人組(1人若くないのがいます・・・笑)とか、
山小屋で初めてしゃべった3人組とかと、談話室でしゃべりまくって、楽しい夜を過ごしました。
外に星を見に行ったけど、雲でまったく見えず。
まー、もともとあんまり興味ないし、寒いし、どうでもよかったけど。
そうこうしてるうちに、20:30、消灯。
20:30になった瞬間に、すべての電気が消えました。
私は消灯まで起きていたけど、部屋に戻ると、ほとんどの人が既に眠っていて、
いびきの大合唱が始まっていました。
そんなことで眠れなくなるほど、繊細にはできていないので、
ふとんに潜りこむと、一瞬で眠りに落ちましたとさ。











































