Ocean Swim Team ぱいんず☆奮闘記

Ocean Swim Team ぱいんず☆奮闘記

大阪を拠点に活動する、ディスタンススイムチームぱいんずの、オープンウォータースイムと競泳の記録!!!

Amebaでブログを始めよう!

6月~7月に跨って、まさかの月3レース(もちろん遠征)という弾丸プレイ。
その最後となる、第1回うどん県さぬきOWS☆
前日に出発し、いつも通り大学で泳いでから、のんびりのびのび出発。
明石海峡大橋や鳴門大橋を通るたびに
「橋だ!橋だぁ!海だ!海だぁ!」と騒ぎながら、香川県に突入~♪
運転も苦にならないね☆

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まだ明るいうちに高松国際ホテルへ。
名前が立派なホテルは、だいたい失敗する・・・と経験から学んでいるが、
びっくりするほど空室がなく、仕方なしに予約。
迷うこともなく辿り着いた今夜の宿。
繁華街ではなかったので、広くて静かなホテルでした☆

そんなことより、やる事ないので、晩御飯を探す。
おぉぉぉ(^○^)
活魚問屋"海寛"(かいほう)という、地魚料理屋さんを発見!
予約して、速攻向かう。
駐車場がとにかく停めにくいスタイル。。。無理やり停めて入店☆
特大のエビフライ丼?が名物らしいが、30代も半ばの我々には、胸やけ注意報。
で、刺身とか焼き魚とか、ごくありきたりなものを思いっきり注文。
刺身が冷たくない(生簀から出したとこだし仕方ないけど)とか、
諸々の文句はありつつも、とにかく安くて満足満足☆

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ホテルに戻っても・・・やっぱりやることない。。。
いつも通りだ(笑)さっさとお風呂に入って、就寝。ちーん。。

朝。
日本の渚百選にも入っているという、津田の松原海水浴場へ。
むむむっ!
駐車場がない!
「適当に停めて~。それか道の駅行って~」
道の駅めっちゃ遠いやん・・・(←実はそうでもなかった。反抗したかっただけ)
ってことで、適当に停めて、選手受付。
さすがのJIOWSAクオリティ、ゆる~いゆる~い☆
いいね、この雰囲気!!

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出場選手を確認すると、1500mの部に、
近大水泳部の800Frでインカレ出場(JAPANも出てるかも?)レベルの女子!!
大阪代表として国体に出場されるので、練習がてらと行ったところか。
3000mには敵は・・・いないだろう。たぶん。
男子は、3000mに関学水泳部のエース級。
師匠、終わったな(爆)

穏やかないい海です。
のほほんとしちゃいます。
JELLY FISHの皆さんやマンサクさんが来られて、テントが非常に騒がしく(笑)
のんびりアップして、のんびり待つ。
1500mと3000mは、同時スタート。同じコースを1周と2周。

のんびりしたまま、スタート(^○^)
いきなり3人が飛び出す!
関学♂、師匠♂、近大♀に間違いない。
その後ろに、マンサクさん、なんとか粘ってここについていきたい所。
余裕はないけど、ついてはいけそうだ!
前の3人はまっすぐ泳いでない感満載(笑)だけど、
とにかくスピードが速いので、どんどん差が開いていく。。
近大♀はここで終了だ・・・いいなぁ。(それかよ!)

そして2周目。
マンサクさんが・・・遠い・・・。
いや、近いんだけど、ジワジワ離れていく(>_<)
そして完全に千切られて、遠く小さくなって、私の闘志も萎んできた。。
ひさびさの独泳な気が。。。
何も懸かってない、気楽なレース。
とはいえ!不甲斐ない!!
とはいえ!上がらない!!
マンサクさんだけを恨めしく見つめながら、テロテロになってゴール!
とりあえず、女子優勝☆
師匠は関学♂に1分半ほどの大差をつけられて2位。
まぁ、こんなもんでしょ!

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表彰式では、やまさちさんと一緒に写真を撮っていただいた☆

絶対に絶対に、はずせなかった【本場さぬきうどん】を道の駅にすすりに行く。
激うまっ!うんまぁ~♪
そして、JELLY FISHとマンサクさんの海の家宴会にお邪魔させていただいた☆
いやいや、ほんと楽しい時間(^○^)

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ひさびさに、海っていいな♪を実感できるレースになりました~(*^。^*)

7月2~3日。今年初の関東遠征、ラフウォータースイム in 鎌倉!!

3人1チームで、800m×3人のリレーをする。
予選・準決勝・決勝とあり、多ければ800mを3回泳ぐことになる、結構きついレースだ。
前からすっごい出たくて、当然勝ちたいし、今回ようやく"勝てるチーム"を組めたから、出場。
打倒!関東勢!!!!

ってことで、行ってきました。
前日、由比ヶ浜ビーチ(?)を見に行ったけれど・・・砂が黒いせいか、海が汚い。
そして、無駄に街にゴミが多いし、比例してカラスが多い。
当然その分、う○こも・・・。
夜もカァカァ♪朝からカァカァ♪
申し訳ないけど・・・コギタナイ街といった印象。
TUBEやサザンの影響で、オシャレな海沿いの街、ってイメージだったのに、完全にブチ壊された。
狙いのうなぎ屋さんにフラれて、古民家風(?)の海鮮居酒屋へ。
コスパは悪いけど、おいしかった☆
驚くほどフラつく所がないので、早めの就寝。

当日。朝7時前に、鎌倉駅で、今回の仲間、ひさ男さんと合流!
わーーい☆ひさしぶり!!
お名前だけは耳にしていた、ゆいゆい戦隊の皆様方にもお会いした(^○^)
そして、会場に市バス(?)で向かう。
受付を済ましたら、海の家に荷物を置くんだけど、1番イケてない、砂だらけの海の家だった(爆)
まだ全然営業してない感、満載(-"-)
しかも台風で凄まじい風。
砂が舞って、目に入る。。。。。
海を見ると、すごい高波。。。。
これって、開催されるの?というレベル!!いきなり関東の壁!!

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干潮で海までの距離が長い上に、波が高くて進めないので、超短いという、どうにも不利なレースに変更!
それでも、わざわざ大阪から乗り込んできた以上、優勝せずには帰れない(笑)
まずは抽選による予選。
ひさ男さんが、周りのチームの実力を教えてくれるが、正直アテにならない・・・
だって、「この人は○○さんですよ」「あ、いつもブログで拝見してます!」「??人違いです」
・・・とかいう訳分からん会話が成立するぐらい、適当。
まぁ、それはいい。
とにかく距離も短いし、1本目から本気で行く!

予選。とにかく半分の順位に入ればいいのだけど、ランがとんでもなく苦手なので、必死で走る!
ひさ男さんがいい順位で繋いでくれて、難なく1位通過!
しっかし、波よ!波!
関東ではこれが普通なわけ?
高すぎる波。完全に未体験ゾーン!
ちょっと楽しくなってきた(^○^)

準決勝。
これは過半数が残れるようだが、強敵揃い。
予選の結果を見てても、調子に乗ったら落ちる感じ。
もちろん、本気(笑)
ここで1泳になった私。ホーンとともに走り出し・・・コケっ!!
膝丈の波を超えられず、一人コケる(>_<)
元々後ろから3番目ぐらいを走ってたので、立ち上がったら当然ベベ!!!!
最後尾で海に入るが、さっきより、波高い!
飛んでも飛んでも、波打ち際から進まない(笑)
だんだん笑えてきた。
でも、全員進んでないから、これまた面白い(爆笑)
ようやく泳げるとこまで辿り着き、ここから勝負に出る!
・・・といっても、とにかく手まわして、キックするだけ。
何人か抜いて、下の中あたりの順位で、ひさ男さんに引き継ぐ。。。
足ひっぱりすぎ(-"-)
闇で強い男、ひさ男さんが、ぐいぐい順位を上げ、師匠もそれを死守して、2位で決勝進出☆

そして決勝。
あまりに海のコンディションが悪いせいか、いきなり始まった(笑)
まだ水着着てない人多数。
アップしてる人もちらほら。
いきなり10分後に召集します的な情報が流れ、ひぃひぃ言いながら準備する。
なんなんだ!?このアバウトかつ面白すぎるレースは!!
決勝前に写真撮影なんかをして、いきなり始まった。
最後も私が1泳。最後に順位落とすなんて耐えられない・・・と、ゴリ押しの結果。
とはいえ、海レース経験はそこそこあるんだ!!(多分・・・)
この高波にも慣れてきたぞ!!!
ぜーったいに前のほうで帰ってくる!!そして優勝するぞ!!

本日3度目のホーン。
ダッシュ!今回はこけなかった(^○^) ・・・レベル低いな、私。。
前に数人見えているが、誰も有利な人はいない。
死んでも千切られるな・・・千切られてたまるか。。。
必死のぱっちで泳ぐ。
身体は動くんだけど、それ以上に波が。。。
でもそんな簡単にココロは折れないので、最後まで集中を切らさず泳ぐ。
なんとか4位で引き継いだ!!
お役目完了。。。。。はふぅ。。
男の中の男、ひさ男さんが、ナント1位に上げてきた☆
だが、最終泳者の師匠、波打ち際でもたついている間に、東翔さんにあっさり抜かれる・・・。
う~~ん、ついていけ~!!
和歌山の温室(温海?)育ち2人には、関東の荒海は非情すぎた・・・(汗)
願いも虚しく、しかし大健闘の準優勝♪
やったやったぁ♪

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大阪からわざわざ来るような変わり者は少ないのか、とっても関東密着型のアットホーム(?)な大会でした。
会いたかった沢山の方々にお会いできて、ほんとに貴重な時間でした☆
ひさ男さん、ゆいゆいの皆さん、右も左もわからないオノボリさん2人を温かく迎えていただき、
ありがとうございましたm(__)m
次は、インフィニティAチームを倒す実力をつけて、また参戦したいと思います!!!

2016年6月26日、中海OWS。
このレースも、日本選手権出場がかかったレースなので、選手権の部は、男女ともに現役だらけ。。
とはいえ、私は既に出場権を取っているので、一般の部で出場!

前日は、尼崎スポーツの森でさくっと練習してから、尼崎で神田ラーメンを食べて、鳥取県へ向かう。
皆生温泉郷(?)の中にある、レストハウスに宿泊。
ナビが連れて行ってくれず(なんでやねん!!)散々迷子になった挙句、受付にだーれもいなくて、宿に入れず、宿の前でウロウロ・・・。
幸先悪すぎるやろ。。
「ここの泊まりの方ですか?」と、たどたどしい日本語で聞いてきた彼女が宿の主だった。
話を聞くと、フィリピンはミンダナオ島出身の女の子。
フィリピン何度も行ったよぉ!というと、すっごい嬉しそうだったのが印象的☆
多少砂っぽい(笑)が、おうちな感じで、とっても快適な宿だった。
何食べたっけ。。。忘れちゃった。。。最近物忘れがひどくって(-"-)
いつも通り、さっさと就寝。
思いのほか静かだったし、朝の寝起きも良かったし、ほんと快適!!

レース会場まで車で30分ほど走らせる最中に、いつものルーティン、吉野家で朝ごはん。
んーまいっ!
そしていつも通り、早めの会場入り。
ほぼ誰もいません(笑)
当然、受付はしてません。
今回もテント不要ポイントに陣取ります。

中海は、安定の汚さ(爆)
でも優勝したら、「年々綺麗になっています。快適です。」そういう言葉がないとインタビューに使ってもらえません。
去年、なぜか私だけTVのインタビュー使ってもらえませんでしたからっ!
汚かったです☆と、正直に言っただけなのに!!
だって、トイレに【水質汚染のため、遊泳禁止】って貼紙まであるのに、綺麗もなんもないやん。。

 

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ぞくぞくと集まってくる皆さん。
自慢ですけど、今年は、私がポスター嬢(?)になっている。
性別すらわからん!とか、いかつすぎる!とか、とにかく酷評だったけど・・・。
個人的には、なぜ私がセンターじゃないのか、疑問しか残らない。
私に似合うポジションは、ピンクレンジャーじゃない。どう考えても、赤レンジャーだろうがっ!!!
とはいえ、とっても嬉しいので、受付の際に、「ポスターくださいっ☆」と言ってみる。
そして、快くポスターをくれたボランティア風のおじさんに、"これ、私"アピールをしてみる。

 

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着替えて準備をする。
いつも通り、はやくはやくと急かされる5km出場者。
そんな急がさんといて!
せっせと入水チェックをして、せっせとスタート地点へ。(ここまで200mほど泳ぎます)
去年は地獄の冷たさだったが、今年はぜーんぜんぬるい。
スタートまで、また10分以上待たされるが、その間、ボードに捕まるのは、選手権の部ばかり。
泳げるやつは離れとけ!アホか!と言いたいのを我慢・・・できずに、何回か聞こえるように言ってやった。
一直線でスタートに並ぶとき、明らかに岸側が有利なのに、オリンピック選手の貴田選手が沖側に行ったため、
選手権の部出場者は、ぞろぞろと沖へ。。
ふっ、バカめ(笑)
・・・どっちがバカかは、あとで思い知ることになるけど。。

 

 

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スタートのホーンが鳴る。
一斉に泳ぎだす。
岸側は空き空きだから、それほどバトらない。
第1ブイまで200~300mほど?
私よりずっとずっと速いはずの人達が、ブイを回るために続々と集まってくる。
選手権の部は黄色キャップ。一般の部は青キャップ。
黄色いお花畑の中にいるのか!というぐらい、黄色に囲まれる。
結構前のほうで第1ブイを回る。
それから、ガンガン上に乗られ、沈められ(沈まないけど!)、殴られ、蹴られ・・・。
どんどん抜かれていく。女子も男子もない。とにかく抜かれる。
ふいに、めっちゃでっかい男子(黄)に、頭蹴られた。。。
頭蓋骨が割れる音がした。
痛いぃ!痛いぃ!痛いぃ!!!!

 

青キャップは前に3人。黄色キャップは、もう何がなんやらわからん。群れてた。
青キャップの中には、確実にNoh様がいらっしゃる。
絶対離されない。
黄色10人以上&青3人の大集団で泳ぐ。もうヘッドアップ必要ない(笑)
それよりも、綺麗に泳いで、楽についていく練習だ。
2周回するコースだが、2周目になっても、集団はほぼ変わらない。
順位的には青が気になるが、黄色の女子にどれだけついていけるかが、私の課題。
この中でも上位の人たちと、9月には一緒に泳がなければならない。
この集団の前の方でゴールする!と覚悟を持って挑んだが、前に出れるはずもなく・・・後ろでくすぶり続ける。
Noh様が至近距離にいらっしゃる。
ゴールまでに前に出ねば。。。田辺の二の舞になる。。。

2周目の第3ブイを回ると、ぐぐぐぐんっとスピードアップ!!
今までの泳ぎは何だったの!?というぐらい、どんどん黄色が遠のく。
取り残されたのは、やはり青キャップばかり(爆笑)
Noh様以外は誰かわからない。
最後の第4ブイを回る頃には、Noh様、青、黄、黒、と私。
!?!?!?
黒ってなんやねん!誰やねん!?
この黒のタチがほんとに悪かった。足を掴む、沈める。
選手権の部でここにいるなら、大したやつじゃないのに、ほんとにマナーのなってないやつ!!
最後のブイを回るとドドーンと長い直線で終わり。
Noh様が上げる!!死ぬほど上げる!!
必死で食らいつく・・・全員が必死で食らいつく・・・意地と意地との戦いだ。
気持ちが折れた1人(黄)が下がっていく。
タチの悪い黒も消えた。
負けたくなーーーーーい!!
最後の最後まで諦めずに追いかけたけど、じわりじわりと離され、この集団の3位でゴール。。
あかんわ。。。Noh様のラストスパート、勝てる気がしない。。。

 

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そして、表彰式。
てっきり一般の部、女子1位で表彰されるのかと思ったら、総合3位ということになり、女子1位扱いじゃなかった。
草レースとはいえ、金メダルがいいんだけどっ!!
なんだか理不尽(?)というか、納得いかない銅メダル。。
このタイムだと、選手権の部で10位あたり。
日本選手権出場には、遠い遠い道のりだ(爆)
それでも私には出る資格がある。ありがたい。やるしかない!!!

 

昨年のジャパンオープンでの、屈辱の足切りを経て、思いっきりモチベーションがあがった、ぱいん姫☆です。
おかげさまで、今年出場したプールでのレースは、軒並みベストを叩き出しており、
着々と、今年の日本選手権完泳に向けて、力をつけていますヽ(^o^)丿・・・と信じています(爆)

今年の初・海レースは、南紀田辺・扇が浜OWS。
第1回・第2回と優勝しているので、絶対負けられないレース。
今年から大きくコースが変更され、砂浜ランがなくなった(嬉)上に、距離も伸びました!!
1500mx3周回の4500m、タッチ板方式。
なにが良くなったって、バックストレートのコース取りが自由(*^。^*)
今まではほとんどコースロープ沿いを泳ぐしかないコースだったから、本当に楽しみ☆



朝5時出発!のんびり田辺に向けて車を走らせる。
去年ほど雨も降らなかったし、当日の気温も低くない。去年は低体温になりそうな寒さで、水温20度・・・。
今年は25度あるようだし、ウェットなしでいこう!!!
7時前に扇が浜に到着。相変わらず水も綺麗だし、いい砂浜だ☆
受付をして、ちょっとのんびりしたら、すぐにレースが始まる。朝が早いのでとってもせわしない。

かなり後のほうに入水チェックをしたが、いい場所に位置どれた。
そこそこ有名になってきたのか、いろんな人に声をかけられるし、スタート位置はいつも通り知り合いばかり(笑)
左側2列目。1列目に現役高校生Sくん、師匠、Noh様が並んでいる、その後ろ。
えいえいおー!をやったあと、カウントダウンをして、スタート!!!

いつも思うけど、スタートが異常に早い。
どうせバテるのに、なぜそんなに飛ばす!?
不可解だけど、バトルに巻き込まれるのは嫌なので、この飛ばし屋さん達と同じペースで行くしかない・・・
とはいえ、前にいた3人は既に遠く彼方・・・(泣)
第1ブイまで170mだっけ?
全然バラけない。何位かわからないけど、20人以上は前に見える気がする。
当然当たりまくるし、殴られまくるけど、足ひっぱるような悪質な輩はいなかったので、よし!
第2ブイ辺りまで行くと、ちょっとずつ人がいなくなってきた。
でも、今、何位だ?(汗)前に10人以上はいる気が。。。
ここから第5ブイまで一直線で行きたいが、説明会で、「右にショートカット防止のブイがある」と言っていたので、慎重に第3ブイに。
第3ブイのあたりで、華奢な女子を捉えた!!
どれぐらいのペースか見極めてやろうと、左斜め後ろに貼りつく。
ん~、速い!
無駄にヘッドアップしてたら負けるかもしれない。。
このまま折り返しの第5ブイまで、連れて行ってもらって温存しよう!

・・・・・・ちょん、ちょん。
・・・・・・ちょん、ちょん、ちょん。
誰や~!足触るやつ!!怒
後ろにつくなら、大人しくつけよっ(>_<)
こっちは華奢女子の後ろで気持ちよく泳いでるんじゃー!

・・・・・・ちょん、ちょん。
・・・・・・ちょん、ちょん、ちょん。
おいっ!誰やねん!ムカつく!!
邪魔なんやったら前行けよ!!

あまりのストレスでスピードアップ!
うっかり、華奢女子を抜いてしまった。。
それでもついてくる、ちょんちょん野郎。
絶対ちぎってやる!

スピードあげて、ヘッドアップ減らしてつっこんでいると、いきなり左鎖骨に「ドガっ!」という衝撃がっ!!
いってぇ~(>_<)
いつもなら、「おらぁ!どこ見とんじゃー!」ってなるとこだけど、自由度の高いコース設定だったから、自分がおかしな所を泳いでる可能性もあるので、ぐぐぐっと我慢。
そしたら、聞き覚えのある大声で「ごめんっ!!」
はぁぁぁ?折り返してきた師匠でした。味方潰しはなしやわぁ!!

気を取り直して、結構ハイペースで折り返しに突っ込む。
折り返し中にも触られて、イライラMAXでブレのキックをお見舞いする。
私のブレのキックは、推進力ゼロだけど、破壊力は抜群☆
一瞬ひるんだ(であろう)隙を狙って逃げる。
しかし、すぐに追いつかれる。
だってまだ1周目の折り返し(750m)やで・・・。飛ばすとこちゃうやん。。。

右に左に蛇行してちょんちょん野郎を避けながら、必死に前を追う。
ヘッドアップをクロコダイル(?)にしたせいもあるけど、もう全く前に人は見えない。
今回はNoh様にどこまで肉薄できるかが重要課題。
Noh様が前にいるかどうかすらわからないけど、前だとしたら大きく離されている。
帰りはピンクブイを回って、周回コースに向かうけど、ここでヤマダテを忘れるという痛恨のミス!!
ピンク・・・ピンク・・・とピンクブイを探すばかりで、たぶんペースは落ちていた。
ちょんちょん野郎に先に行かせて、ようやく後ろにつけた。
そのまま、1周目を周回。

2周目は、ちょんちょん野郎との2人旅。
実は、あとで聞くと3人パックだったようだが、1人は完全に気配を消していた。
ブイ側にコースを取りがちなちょんちょん野郎と、第4ブイめがけて沖にコースを取りたい私。
少しの間、さようならぁ~☆
折り返して、少ししたら、肩が硬そうな泳ぎをした、ウェットの人を発見!!
キターーーーー!!!Noh様を捕えた!!!

【Noh様データ&対策】
①ラストスパート勝負に持ち込まれたら絶対潰される⇒それまでにやっつける。
②ロックオンされたら死にもの狂いでついてくる⇒コソッと見つからないように抜くべし!
③よく足攣る、けどすぐ復活する。⇒運次第(汗)

帰り道のコースは、ほぼ1本。自由度なし。
見つけた場所が悪かった・・・(>_<)
②の対策、こそっと抜くのはここでは厳しい。
3周目のバックストレートまで貼りついて待つか?いやいや、ラストが近すぎる。。。
なんとか2周目で決着をつけたい、けど体力は温存したい。
とりあえず数十秒後ろにつけて思案。
はい、抜こう!
とにかく貼りつかれないように、スピードのギアを2枚ほどあげて、抜きにかかる。
ふぅ・・・あっさり抜けた。
即座に反応している感じではない。
このまま速めスピードで見えなくなるところまで逃げ・・・れるはずはなかった。
1周目にヤマダテできてなかったせいで、またピンクブイ探しに手間取る。。。
その間にすぐに追いつかれる。仕方ない。3周目のバックストレートまでは一緒にいくしかないようだ。

3周目。オープンウォータースイマーの意地か、後ろで大人しくしている人ではない(笑)
前に出てきた。前を譲り、絶対に逃がさない位置でスタンバイ。
ちょんちょん野郎とNoh様が並泳し、私が追いかける展開。
うそぉ・・・後ろにもう1人いた(もっと前からいた。笑)
最終周回のバックストレートは、全員が仕掛けている感MAX!この4人パックに緊張が・・・。
コース取りもバラバラになってきたし、スピードも心なしか、速い。
最後の折り返しは私が1番前でターン。
そこからじわじわ上げていく。千切れろ・・・千切れろ・・・と念をこめつつ。
コース取りは多分最高だった。
周回遅れの選手がわらわらいるので気付かなかったが、ここで知らない間に、さらに大学生1人を抜いていたらしい。
2人が少し後方に離れた。
残り500mあたりからは、最後のピンクブイをいかにロスなく回るか、そして後ろのNoh様のスパートをどうやって阻止するか。
それしか考えていなかった。
Noh様は、今も、私の後ろでスパートに向けて温存している(泣)
ここまでで千切れなかった私の実力不足。
あとは進路妨害か、ロングスパートをかけて逃げるか。。。
ピンクブイを抜けたら、確実に来る。。ひしひしと感じる。
受けて立つ!!

ピンクブイを抜けた瞬間、FINISHゲートの位置だけ確認して、スパート!!
しかし!!!・・・・きた!!!
50mほどで並ばれてしまう。
100mもしたら完全に前に出られた!前が見えなくなるほど、ものすごいキックの飛沫だ!!
でも周回遅れの選手を避けなきゃいけないので、いいコースが取れれば!と期待をかけてDASH!
・・・だが、届かず。。。
その差、4秒。。(>_<)
くそぉ!!
負けたけど、いいレースだった。少なくとも出し切れた。
やはり実力不足。



結果をみると、トライアスロンの女王とも呼べるすごい女性に、40秒も負けていた。
3連覇は阻止されてしまった。。。
それでも、40秒負けで済む相手ではなかったので、大健闘と呼んでいいと思う。
とはいえ、ぜんっぜん嬉しくない、2位という結果。
これを受け止めて、9月の日本選手権まで、死にもの狂いで頑張ります!!



次のレースは、2週間後の中海OWS、5km。
待ってろ!中海!!!
子供のころ、確かに夢に見ていた。
けれど、遠すぎて遠すぎて、いつしか夢すら見れなくなった。
あれから長い年月が経ち、なぜかチャンスだけが巡ってきた。
人生で一番の晴れ舞台。
OWSジャパンオープン。
2015年シルバーウィーク最終日。
私にとって、最も熱い夏になった。

なぜ出場できることになったのか、というところから始めると、無駄に長くなるので割愛。
ともかく、ある大会で上位入賞し、私はジャパンオープンの切符を得た。
この大会は、リオデジャネイロ五輪の代表選考会でもあり、
W杯代表選考会、全豪選手権選考会でもある、凄まじい大会だ。
トライアスロンのエイジがどうのとかいったレベルではない。
年齢なんてものは一切考慮されない。当然だ、日本の代表を決める戦いなのだから。
レース1週間前にスタートリストが発表された。
8割方、大学生・高校生の現役、1割が自衛隊を含む、実業団。いわゆる泳ぐのが仕事の人達。
残りの1割が地方大会を勝ち抜いた普通の人。30歳台はここにしかいない。
私はもちろん、ただの一般人Aだ。

前日から戦いは始まっている。
いや、もうとっくに始まっているけど、我々一般人はコーチというものがいない。
絶対参加の監督者会議には"本人"が行くしかない。
同じチームの仲間同士しか話もしない、ピリピリした空間の中で、
一般人組(シニア組)は「おーい!こっちこっち!」と仲間意識モード。
男子はYさん、Hくん、せっちー、師匠、そして女子はKさん、Iさんなど、知った顔ぶれで固まった。
人生経験だけは重ねているが、全国大会は全員が未経験。
ムキムキのゴリラみたいな男女に囲まれて、明らかにひょろっこいオジサンオバサン集団はビビってた。
異常にお堅い説明を聞き、MIZUNOの新作OWS水着をレンタルし、宿へ戻る。
とりあえず、誰もコースは知らないけど(笑)会場となる北条海岸を見に行く。
やっぱり見てもコースはわからないし、気になるのは、試泳している他の選手の泳ぎだ。
「あれは速いなー」「泳ぎのレベルが違うな」「すげーなーすげーな」と、興奮しきり。
たぶん全員の頭の中にリタイアの4文字がかすめていったはずだ。

宿に戻って夕食を取る。
館山シーサイドホテルという、とってもハイレベルっぽい宿にしたのに、
行ってみると国民宿舎というか、合宿所みたいな感じ。
壁はぺらっぺらで廊下の声は筒抜けだし、鍵もガタガタ不安だし、食事は大広間だし、
この旅で1番残念だったぐらい、ほんとガッカリ。
二度と泊まりたくない。
夕食だけはしっかりがっつり食べて、お風呂に入って、すぐ就寝。
起きたらしょぼいベッドで腰が痛いけど、とにかく朝ごはん。
朝食付きだったのに、7時半からしか無理とつっけんどんに断られた。
そんなわけでコンビニで買い込んだごはんをガチで詰め込んだ。



朝7時過ぎに北条海岸へ。
かなりの人数が集まっている。シニア組は遅めの集合。
現役組はすでにアップを始めている。きっと疲れないのだろう。
レースは10キロ。アップするだけでも疲れる・・・。その体力を残しておきたい。
ゼッケン番号は、手の甲両方と、二の腕両方と、肩甲骨(?)両方。
書きすぎ!
爪の検査や、ドーピング検査(?)もあるらしい。
水を渡すための給水竿も最長5mまでと規定があるらしく、前日に必死に作成し直した。
そんな給水竿の許可も得て、給水者のチェックまである。
でかい大会は大変だ!!

レンタルした水着を着て、シニア組で集まってスタートを待つ。
結構長かったはずなのに、時間は早く過ぎた。
男子は10時、女子は10時2分スタート。
鈴木大地会長の挨拶etc・・・があって、じりじりと照り付ける太陽の下、いよいよスタートだ。
シニア組のメンバー同士、エール交換☆みんなでがんばろ!

まずは男子が横一線に並ぶ。
黒い背中に白いキャップ。
遠い人、近い人があって、とても不平等な感じもするが・・・
後ろから見てて、すごく、すごく、カッコよかった。
2分後、自分もそこにいると思うと誇らしかった。
師匠の名前を呼ぶ。師匠が手を挙げる。かっけー。

続いてすぐに女子。
私はIN側の1番いい具合のところ。
始まる前に、2つ隣にいた優勝候補の貴田選手に、「ゆっくり行ってね!」というと、
「代表がかかってるんで・・・」と優しく返された(笑)
こっちも、足切りがかかってるんだよ(´・ω・`)
でも、がんばってね、と応えておいた。オトナの余裕?

コースは、1.25km×8周。トップ選手のゴール後、30分で足切り。強制終了。
周回遅れは避けられないが、1周18分以上かかることを考えれば、6周目までは逃げたいところ。
そして、男子トップには4周目終わりぐらいまでは抜かれないように粘りたい。

ホーンが鳴って、一斉にスタート!
貴田さんペースを体感しよう!とつまんない冒険心に駆り立てられ、ついていく。
10掻きで、体1つ離された。
次の10掻きで、キックの泡もなくなった。
次の10掻きで、周りから押し寄せてきた選手に挟まれ、乗られ、わやくちゃにされた。
怒涛のスタートに、戦意喪失。
ゴーグルに入った水が気になって仕方ない。
でも、どうせ戦えないのだから、いけるとこまで行こうと、必死で私を抜いていく女子に食らいつく。
何回、ナニクソ!と思いながら千切れたことか・・・。
見送った選手の手を見ながら、落ちてこい!落ちてこい!と、呪い続けた。
まぁ、現役ばっかりで、誰も落ちてくるはずはないんだけど。

1周目は何人かで泳げた。
2周目も誰か1人と泳いだ。
3周目は誰かが遠くに見えた。
4周目、コースの最初にある給水を抜けたところで、ドドドドドド・・・・・という地鳴り(水鳴り?)が聞こえてきた。
男子の第一集団が6人ぐらい?凄まじいスピードで抜いていった。
え!?もう!?
5周目近くまで行きたかったのに!これはやばい!
焦りだす。
でも体調万全ですらなかった私には、これ以上のスピードアップは厳しい。
ゴーグルに入った水だの、ゴーグルが曇るだの、手首のチップがずれるだのと、
つまんない言い訳ばかりが頭を横切り、そのたびに直し・・・。
正直レースに集中できていなかった。
水分補給も2回と決めていたのに、休憩したくて4回も寄った。

5周目。またまたコースの最初のほうで、女子トップに抜かれた。
!?!?!?!?!?
早くない?まだちょうど半分超えたところなのに!
すでに1周分(約20分)の差ができていた。
ここまでで20分開けられて、残り10分差で止めれるか!?
一気に自信が薄らいだ・・・。
つらい、苦しい、腕ぱんぱん、言い訳はいくらでも出てきた。
でも、いつも出る股関節痛がなかったので、多分実力すら出し切れていなかった。

6周目も7周目も、気乗りしないまま泳いで、8周目。
そのころにはほとんどの男子に抜かれ、みんなゴールの花道を進んでいた。
でも私はまだ1周ある・・・。
まだ止められない。まだ泳げる。
だんだん楽しくなってきた。
もうきっと最後までは泳げない。でも自分がどこまでいけるのか、知りたかった。
最終周回でようやく火が付いた。まだ泳げる、まだスピードをあげられる。
何も考えられないけど、ひたすら手を回し、ひたすらキックした。

最終ブイを回った。あとはロープで仕切られたゴールへの花道を進むのみ!
ここまでいけたら、たとえ足切りでも泳がせてもらえるだろう!!
残り100m。両親と、師匠が見えた。
残り50m。めっちゃ呼んでくれている!もうちょっとだ!
残り・・・・・・ジェットスキーが右から接近してきた。
私の進路を遮って、胸の前で大きく腕をクロスして×マーク。
「タイムアウトです」
非情すぎる。。。。。
湘南四天王であり、レジェンドでもあり、この大会で役員をされていたSさんが、
最後まで泳がせてあげて、と言ってくださり、ゴールまで泳ぐことができた。
ありがとうございます。



結局、2時間40分ほど泳いで、DNF。
残り20m。
これが今の実力。
さすがに号泣したけど、光速でスッキリした。
シニア組は、師匠&せっちー以外は全滅だった。

私のジャパンオープンはまだ終わっていない。
毎年ぐんぐんレベルの上がっていく競技、来年はさらにレベルアップするだろう。
それでも私は絶対出場して、完泳する。
あわよくば、1人でも上位で完泳する。
そんなわけで、この冬は必死で泳ぎこんで、必ずリベンジを果たします。
今更の中海OWSについて。
前日はいつも通り、大学の練習に参加し、2500mほど泳いで調整。
そして、一路、鳥取県へ!!
ジャパンオープン(日本選手権)の切符を手に入れるために!!!

昨年のせとうちOWSは、総合2位、招待選手を入れると4位・・・という微妙な順位。
事務局に問い合わせても返事はないし、
待っていられない!ってことになって、直前で出場を決めた。
全然出る気がなかったのに、出ざるを得なくなった、中海OWS。
くさい・汚いと聞いていたから、出たくなかったんだけど。。。汗

普段なら観光必須!とばかりに、名所探しをするんだけど、
遅かったこともあり、とにかく疲れたくない!の一点張りで、のんびりすることに。
即座にチェックインして、晩御飯探し。
何店舗かに断られ、頑固オヤジのいるお魚居酒屋へ。
イワシ・イサキ・キンメの焼き、ヒラマサとかのお造りなど・・・。
頑固オヤジのおすすめを食べまくる。
オヤジは嫌いだけど、魚はうまい!!
さすが米子だぁ(*^。^*)
腹いっぱい食べて、\5000以下。素晴らしい!!

まだ明るかったのに、やっぱり吸い込まれるように、ホテルへ。
安いホテルだったのに、駐車場も当然無料だし、部屋もめちゃ広くて、感激!
まくらが臭くなければ、文句なし・・・。
お風呂入って、師匠にストレッチ付き合わせて、22時頃には就寝☆(早っ!!)



朝、スッキリさっぱり目覚める。寝すぎやな。
米子の吉野家で朝ごはん。
食いすぎなぐらい食って、7:20頃には会場へ。
駐車場で、めっちゃお久しぶりの仙人様に遭遇。
会場にいくと、なぜか屋根のあるところにテントを立てているH田くんに遭遇。
テント要らずの好立地を気に入り、そこに陣取った。
受付したり、うろうろしたりしてると、続々と仲間が集まってきた。
Noh様&奥様、番長さん、仙人様、jellyfishの皆様方、など、おなじみのメンバー。
はじめましてのK岡さんや、妖怪紳士(H田くん命名)Y野様などとご挨拶。

8:30に開会式、9:00入水チェック、と、めまぐるしいタイムテーブル。
あれよあれよという間に、5kmの入水チェックが始まった。
「青いキャップの方~、急ぎ集まってください~」と急かしに急かされ、
入った中海の水温の冷たいことっ(-"-)
20.6度だったとか。。。そらアカンわ。。。ぽんぽん痛くなるわ。

すぐにスタートなんやろうと思いながら、スタート地点まで200mも泳ぐ。
冷たい、寒い、冷たい、寒い、冷たい、寒い。これ以外考えられない。
あったかいところと、冷たいところの差が激しくて、地獄感がハンパない。
スタート地点に着いて、さぁ、いつでもいけるぞとばかりに神経集中していたら、
「スタート15分前」
・・・・・・はぁ~!?!?
多数の参加者から、怒りとも嘆きともつかない声があがる。
それからは、あったかい水を探して、うろうろ。
手足はしびれそうな冷え。。攣らないことを祈るばかり。
ライフセーバーの板に掴まったり、泳いでみたり、完全に漂流者の集まりだった。

3kmと違って、5kmはメインレースのはずなのに、地味ぃ~に始まった。
盛り上げのコールがあるわけでもなく、スタートラインを陣取って並ぶこともなく、
ただひたすら穏やかに。
当然、カウントダウンもなく、「はい、スタート!」ぐらいのもんだった。
え?行っていいの?ぐらいのゆる~いスタートだったが、張り切ってスタート!!

こんなんだけど、ジャパンオープンの出場権を賭けたレースだ。
3位までだし、ぶっちゃけ行けると思うが、私は1位で通過したい!

まず、右にいた番長を追いかける。
番長についていくのが今回の目標だ。
残念なことに、スタート地点がワイドすぎたために、状況がつかめない。
とりあえず、1つ目のヨットまで最短を目指す。
左に仙人様風の男性と並んで泳ぐ。
右は番長風の男性。とはいえ、誰とも当たらない程度のプライベート空間が確保されていた。
ヨットを廻るころには集団になっていた。
スタートダッシュはしなかったが、なんとか第一集団にひっかかっていたようだ。
約10人。
誰がいるかさっぱりわからないが、番長&妖怪紳士のY野さんは間違いなくいた。
1番前から、女子がいないか、ねめまわして確認。
よし、見当たらない。
さぁ、行けるとこまでついていくぞ!!!

意気込んだものの、ペースが遅い。
2つ目のヨットまでは、のんびりペースだから誰もちぎれないし、
集団内でごちゃごちゃ・・・。
妖怪紳士のY野さんと、何度も交差する(笑)
いぃぃぃぃーーー!!!!!(-"-) イライラ。
前に出るという選択肢はさすがにないけど、いつでも追いつけるペースだったから、
集団最後尾に下がる。
中切れされないかだけ、しっかり確認していれば大丈夫。

2つ目を廻り、そのままの集団で3つ目のヨットへ。
ここは、左からの流れがある。
どうやら、技術が伴っていないようで、流れたら流れっぱなし。
集団から離れて最短を目指す。
楽をして、第一集団に合流。
その頃には、8人に減っていた。

向かい波の中、4つ目(2周回目の1つ目)のヨットを目指すが、さっぱり見えない。
明らかに遠回りなのはわかっていたが、
ヨットが見えないので、仕方なしに集団とともに泳ぐ。
遅すぎるほど遅いけど、一人で流れに逆らう気にもなれない。もどかしい時間。

周回の三角形の最初のヨットまで戻ってきた。
陸に師匠&Noh様の奥様が見えた。
余裕すぎて、笑顔で両手を振る。
何か言ってるのが見えたが、内容はわからない。
後で聞くと、「前に出ろ!」と怒られていたようだ。

余裕ぶっこきながらヨットを廻った瞬間、集団のペースがすさまじく上がった!!!
いやいや、速すぎるやろ!
みるみる集団に置き去りにされる。
集団は縦に伸び、私は最後尾で最初にちぎれてしまった。
いつでも落ちてくる選手を喰ってやるぞ!という気持ちはあるけど、
元々スローペースで誰も消耗していない。
・・・誰も落ちてこない。。。

それでも約半分の2.5kmを集団で泳げたので、独泳とはいえ、たった2.5km。
楽勝や!!
孤独な旅が始まった。
誰も落ちてこない代わりに、後ろも誰もいない。
刺激も恐怖もない時間。
上腕三頭筋のトレーニングだと割り切って、しっかり掻いて進む。
残り800mあたりで、先程見えなかった直線を、最短で行ってやろうとコースを見極める。
・・・が!
「オレンジブイより向こうに行ってください!」と給水船から声が聞こえた。
「オレンジブイはただのガイドブイでしょ?」
「ブイの向こう泳いでください!」
「・・・」
これをすこーし乱暴にしたような会話が(笑)繰り広げられ、結局根負けして、大回り。
あのブイはただのガイドや言うてたやん。。。
ここで、最短行ったところで順位は変わらんかったやろうけどさ。。
最後まで淡々と、ただ淡々とマイペースを維持して泳ぐ。
もはや特筆すべき事はなし。
ひさびさの5km。泳ぎ終わると、どっと疲労感。
やはり弱点の股関節痛。。。



女子優勝。
男子含めて8位。
表彰式で知ったのだけれど、7位までは、全員10代&20代の若者達だった。
がんばる中年(?)が舐められた結果。もっともっと頑張らねば!!!



中海OWSでは、沢山の人が表彰される。
仲間の皆様方も!!めでたい!!
若者の中で、熟女が(?)並ぶ・・・。う~ん。。。
そそくさと撤収して、みんなでオーシャンというお洒落なお風呂でまったり。
皆生の海はどっかーん☆と激しい大波で、興奮した。
ドロンジョ様にパックをいただいて、お風呂でだらだらとおしゃべり。とても楽しい時間でした。
ご一緒した皆様、今回もありがとうございました!!!
投稿写真

2月のスイム練習量 : 47400m
着々と距離は伸びてるけど、師匠の2/3。
まだまだまだまだ修行が足りぬ…!!
最近は長水練が増えたし、泳力は上がってると信じたい(^o^)


投稿写真

2月のスイム練習量 : 47400m
着々と距離は伸びてるけど、師匠の2/3。
まだまだまだまだ修行が足りぬ…!!
最近は長水練が増えたし、泳力は上がってると信じたい(^o^)


分かりやすすぎる今月の本。

【1月に読んだ本】
ソロモンの偽証 2~6 / 宮部みゆき

面白かったっちゃー面白かったけど、なんのひねりもない展開。
もうちょっと、えっ?マジ?っていう驚きが欲しかった。

新聞を読みだして、本を読む時間が減ってしまったが、
これはこれでアリかな。
いつの話やねん!と思われるでしょうが、備忘録として。。。

【12月に読んだ本】
ボックス(上)/ 百田尚樹
図書館危機 / 有川浩
星を継ぐもの / ジェイムズ・P・ホーガン
ライトノベルを書きたい人の本
ソロモンの偽証 1 / 宮部みゆき

洋モノは読みにくい!
元がそうなのか、翻訳がまずいのか、とにかく読みづらいので、
今後は読まないことにする。